彼氏とデートなんて時に、緊張しすぎてお腹が痛くなったりするような悩みはありませんか？ 初めてのデートだったり、まだ付き合いの浅い時は、余計に緊張するし、何度もトイレに行ったり来たりでは、相手にも迷惑かけるし、デートを楽しむこともできませんね。
緊張すると腹痛や下痢になるのは？
緊張して下痢になるのは、腸の働きを制御する自律神経のバランスが乱れることによっておきます。腸は第二の脳と言われるくらいにストレスを敏感に感じやすので、腸の調子がおかしくなって腹痛や下痢などの症状を起こしてしまいます。
そんな状態が慢性化してしまう状態のことを過敏性腸症候群（IBS)と呼びます。腸の検査をしても全く異常が見なれないののが、過敏性腸症候群なんですが、ちょっとした緊張ですぐに腹痛や、下痢や便秘になりやすくなってしまいます。お腹の音が出やすかったり、ガスが出やすくなる人もいます。
なので、余計に人前で出てしまわないかと不安になり、それがまたストレスとなって、過敏性腸症候群（IBS）がひどくなるという悪循環にもなってしまうのです。
結構、知らない間に多くの方がかかっています！
実はこの過敏性腸症候群（IBS）、日本人の成人で、10～20％くらいの人が普通にかかっていると言われますし、特に、ストレスへの耐性ができていない20～30代の若い人たちが多くかかっていると言われています。しかも、年々増えている傾向にあるようですので、ポピュラーな症状ということができます。
割と多くの若者が、かかっているということになるので、あなたの回りに同様な方がいらっしゃるのではないでしょうか？
緊張やストレスに強い腸になるには
腸管はストレスに反応しやすくなっているため、食事を規則正しくとり、夕食は腹八分目とし、刺激物や脂肪分の多いものは避けるようにして、食物繊維の多い食品や乳酸菌食品を意識して摂取することで症状を改善させることができます。
また、腸内の善玉菌（乳酸菌）の数を増やして、腸内環境を整えておくことで、腸が過敏に反応して下痢や便秘、おならなどを引き起こすことは改善されます。腸が正常に機能していると、ストレスによってお腹を壊すことも少なくなります。
腸内環境が整うと、精神を安定させるセロトニンというホルモンを脳内に行き渡らせることができるので、精神的な安定により緊張やストレスにも強くなります。
効率良く腸内環境を整えるには
善玉菌の一種である乳酸菌を摂って腸内の善玉菌の数を増やして、悪玉菌を追いやってしまうことで、腸内環境を改善する必要があります。善玉菌の作る乳酸は腸内を弱酸性に保ち、腸のぜん動運動（うんちを腸から肛門へ運ぶ動き）を正常に戻してくれます。
そうすることで、腸の働きも良くなり、緊張やストレスで腸のぜん動運動が異常な動きをしにくくなるので、腹痛や急な下痢といった症状になりにくくなります。
腸のぜん動運動が異常な動きをするということは、大腸でうんちを適度な固さになるように水分を調整することができなくなり、急いで大腸からウンチを排出しようとするあまり、水っぽいまま（下痢の状態）で出してしまうのです。
日頃から、善玉菌（乳酸菌）を摂って、腸内に善玉菌を増やしておくことが、デートなど緊張する時の役にたちます。また、腸内に善玉菌を増やして、悪玉菌を減らして腸の働きを良くしておくことは、アトピーや花粉症などのアレルギー症状の緩和や、ニキビや吹き出物や肌荒れの改善、新陳代謝が良くなってダイエット効果など、美容や健康に良いことばかりです。
