甘いものの食べ過ぎは、便秘になりやすいって知ってました?!

ケーキやスイーツなど甘いものに目がないというあなた、甘いものを摂り過ぎると太りやすくなるのはもちろんですが、便秘にもなりやすいって知ってましたか? おいしいスイーツをたくさん食べて幸せ気分になっても、カラダは不調になっているんです。食べ過ぎに注意ですね。

ショートケーキ

甘いもので便秘に?

ケーキや砂糖菓子、スナック菓子、スイーツなどの甘いものは、糖質や脂質をたくさん含んでいます。適度な量を食べているうちは、甘いものに含まれる脂分が腸内でのウンチの滑りを良くして、便秘の解消につながるのですが、食べ過ぎると便秘になりやすいのです。

 

それは、甘いものに含まれる糖分や脂分が悪玉菌の好物だからです。悪玉菌は、糖分などを栄養分(エサ)としてどんどん増殖していきます。悪玉菌が増えると善玉菌は追いやられて減っていきます。腸内の悪玉菌が増えてくると悪玉菌は有害物質を発生し、腸を麻痺させて、腸の働きを弱めてしまいます。

 

腸の働きが鈍ると、腸のぜん動運動(ウンチを腸から肛門へ運ぶ動き)も弱くなり、ウンチがうまく排出できなくて腸内に長くとどまり、便秘の症状になります。

 

砂糖

『糖反射』って何?

砂糖には、胃腸の働きを止めてしまう作用があるようです。
東京大学での実験で実証された『糖反射』と言われるものですが、砂糖(特に白砂糖)を摂ることで胃腸の働きが止まり、ウンチを腸から肛門へ運ぶ動きである腸のぜん動運動を停滞させるので、スムーズな排便ができなくなってしまいます。

 

この実験では、砂糖水を飲むと胃腸の働きが止まり、逆に塩水を飲むと胃腸の働きは活発になるという結果だったようです。これは、多すぎる糖分が細胞の周りを取り囲むことで、糖分が絶縁物質となって神経の信号の伝達を阻害していると考えられています。砂糖って摂り過ぎると、思っていた以上にカラダにとって良くない働きをするんですね。

 

ティラミス

そうは言ってもスイーツはやめられない!

甘いものが好きな甘党の方は、そうそう止めることは出来ないというか、一旦、甘いものモードにスイッチが入ったら、ガンガン甘いものを摂ってしまう行動はどうにも止まらないって感じでしょうか。

 

特に、女性の方が男性より甘いものを好む傾向があり、摂り過ぎることで便秘になりやすいこと以外にも、脂肪の摂り過ぎにより、高脂血症動脈硬化などの生活習慣病の原因になってしまいます。

 

甘いものを好んで摂り過ぎるために、野菜中心の和食のような食事をしなくなると、便秘解消の重要な成分の食物繊維が不足してしまうため、便秘をより一層悪化させてしまいます。

 

このように、甘いものの摂り過ぎは、カラダに悪い影響を及ぼすばかりで、多くの不調を発生させ病気へと導いてしまうのです。単に太るだけでは済まされません。命に関わってくるのです。

 

腸内環境 悪化 腸

どうしたらいいの?

すぐに甘いものをすべて止めることは出来ません。しかし、今後近いうちに何らかのカラダの不調で苦しむことを考えると、早めに甘いものを控えて、食物繊維の多い食材を摂ることでかなり改善されます。

 

もうすでに便秘の症状がある方は、悪玉菌により腸内環境が悪化して、どんどんカラダの不調が進展していく可能性が高いと思われます。早めに善玉菌と食物繊維を摂って、改善する必要があります。

 

私は、善玉菌と食物繊維を手軽にとれる乳酸菌サプリの活用で早期に便秘を解消することが出来ました。すべての人に効果があるかは分かりませんが、有効な手段の1つであることは間違いありません。どうしても甘いものが止められないあなた。腸内環境の改善から始めてみては、いかがでしょうか。

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