赤ら顔で困ってる!酒さ(しゅさ)かも知れません。ステロイドは危険!

赤ら顔の症状でお困りのあなた、それはもしかすると酒さ(しゅさ)かも知れません。しかしながら、かなりの数の皮膚科医が『酒さ』としての診断をすることが出来ていないと言われています。間違っても、『酒さ』なのにステロイド治療をしないように注意しましょう。

蕁麻疹 湿疹 ニキビ

酒さと診断されない場合も・・・

酒さは、『赤鼻』とも呼ばれ、頬や鼻、眉間などに赤みが見られる症状がでるものです。ちょうどお酒を飲んでぽっと顔が赤く火照る感じの状態になるものです。

 

しかし、やっかいなことに皮膚科を受診しても酒さとして診断されずに、ステロイドを患部に塗るという治療をされる場合が多く、一時的には改善してるように見えるが、実際は徐々に悪化しており、さらにひどい状態になることも多々発生しています。

 

肌質

酒さの症状

酒さの症状は、重症度により3段階に分類されます。

・第一度酒さ・・・紅斑性酒さ(こうはんせいしゅさ)

・第二度酒さ・・・酒さ性座瘡(しゅさせいざそう)

・第三度酒さ・・・鼻瘤(びりゅう)

第一度は、顔面の皮膚、特に鼻、眉間、頬、あごなどがほてって赤味が強くなったり、少し太めの血管が赤い糸くずのように見えたりする症状で、毛細血管が拡張するために赤味を起こしており、炎症としては、さほど強いものではありません。

 

第二度は、第一度の顔の赤味に加えて、ニキビのような膿疱(のうほう)ができますが、そのブツブツは、ニキビとは異なり、面ぽう(毛穴に角質や皮脂がたまったもの)を伴わないのが特徴です。

 

第三度は、膿疱が悪化してコブように鼻や頬を中心に盛り上がったようになり、まるでミカン鼻のようです。また、酒さには、しばしば眼症状(目の痛み、流涙、まぶしい感じ、目のかすみなど)を伴うことも多い事と、ほてり・灼熱感を伴うことも、特徴のひとつです。

 

しかし、必ずしも第一度から、第二度、第三度と順番に進行していくとは限らないです。第三度の鼻瘤が最初の症状の場合もあるのです。酒さの原因はどうやら、皮膚の表面の保護や保湿のために皮脂を分泌する皮脂腺が異常に増殖して、そこに栄養を供給しようと、周辺の毛細血管も増えてしまうことで、皮膚が赤くなるようです。

 

肌荒れ

セルフケアをして見るなら

自分でケアするならば、酒さは、極端な気温の変化、紫外線、刺激の強い飲食物やお酒、ストレス、化粧品などによって悪化する可能性があるので注意が必要です。酒さの場合は、敏感肌になりやすいので肌に付けるものは低刺激のものを使いましょう。

arrow_red 自分の症状が、酒さでは?と思われた方は、こちらを参考にしてください。

 

 

 

久光製薬 バナー トレーラー

おならの悩み バナー