便秘じゃないのにヤセないのには理由がありました。ヤセるダイエット方法があるんです。挑戦してみませんか?
便秘だと新陳代謝が悪くなって、痩せにくく太りやすい体質になると言われています。
しかし、毎日お通じがあって便秘ではない(快便?)のに、ヤセないで太るのはどうしてでしょうか?
その秘密は、腸の中にありました。腸内環境の状態によって痩せる太るが決まるのです。
同じものを同じだけ食べても、太る人と痩せる人がいます。これは、腸の中にいるデブ菌とヤセ菌のバランスによって太ったり、ヤセたりしているからです。
目次
腸内のデブ菌・ヤセ菌が体型を決める?
腸内細菌の内、ヤセ菌(バクテロイデーテス類)が多いのかデブ菌(ファーミキューテス類)が多いのか、そのバランスによって、太りやすかったり、痩せやすかったりと、体質が決まります。
腸内にいる細菌のほとんどは、ヤセ菌かデブ菌のどちらか2種類に分けることが出来るので、今までデブ菌が多くて太りやすかった方は、そのバランスをうまくすることでスリムな体型を手に入れることが出来ます。
・ヤセ菌(バクテロイデーテス類)
・デブ菌(ファーミキューテス類) |
通常の状態だと、デブ菌4割に対しヤセ菌6割のバランスです。太りやすい人はデブ菌の割合が多くなっており、食べても太らない人は、ヤセ菌の割合が多くなっています。
腸内環境を変えるのは難しい
腸内細菌の内、太りやすくなる『デブ菌』が多く、ヤセやすくなる『ヤセ菌』が少ない人は、食事や生活環境を改善するだけでは、少しずつヤセ菌を増やしていくことは出来ますが、一気にデブ菌とヤセ菌のバランスを変えることは難しいと言われて来ました。
そこで、体型がスリムでヤセ菌を多く保有している腸内環境を持つ人のウンチをそのまま移植することで、その人の腸内環境をデブ菌のバランスが多い太った人にコピーして、一気に腸内環境をヤセ菌優勢の状態に変えようとするのが、糞便移植療法なんです。
ウンチを移植するの?
腸内環境を良くするために、健康な人の腸内細菌を移植するという『糞便移植療法』と呼ばれる方法があります。腸内細菌の移植の方法ですが、ちょっと汚い感じがするんですが、健康な人のウンチを使うんです。
やり方としては、採取したウンチと生理食塩水を混ぜて、食物繊維などのカスを取るためにフィルターでろ過します。そして、その液体を内視鏡を使って直接、患者さんの大腸内に注入するというものです。
(出典 千葉大学医学部付属病院 医療最前線
http://www.ho.chiba-u.ac.jp/frontier/frontier06.html)
腸内細菌のバランスが正常化することで、様々な健康効果(病気を治すこと)が期待できます。
実際の実施状況は?
実際は、ヤセるために糞便移植をするのではなく、難治性の「潰瘍性大腸炎」といった病気などを治療するために腸内環境の良い人の腸内細菌を移植する治療法です。
アメリカの例では、腸内環境が悪く、腸の病気の母親に対して、腸内環境の良い健康な娘のウンチを移植したら、病気を治すことが出来たようです。
しかし、たまたま、母親は痩せ型であったにもかかわらず、肥満型の娘のデブ菌が多い腸内細菌を引き継いだせいで、その後母親は、肥満気味になったようです。
まさしく、糞便移植によって、体型が変化したという実績が出来上がったのです。
デブ菌とヤセ菌のバランスを変える別の方法とは
ヤセる体質になりたいからと言って、ウンチを移植する時代が来るかもしれませんが、そこまでしなくてもデブ菌とヤセ菌のバランスを変える方法はあるんです。
とっておきの菌活ダイエット方法になります!
短期間でデブ菌を減らすには、強力な痩せ菌を摂り入れることなんです。
直接、腸にスーパー痩せ菌と呼ばれる酵母菌を摂り入れて、デブ菌を撃退してしまうのです。
短期間でダイエット結果を出したいと思う方は、試してみると良いかも知れません。
私は約1ヶ月で効果を感じました。継続することが重要です。1度、痩せ菌が増えても、スーパ痩せ菌を摂るのを止めたら、またデブ菌が増えることになってしまいます。