黒酢は便秘・便通にも効果あり。また、血液サラサラや疲労回復、脂肪燃焼も！

便秘解消するには

黒酢の効能は色々あって、血液サラサラ、疲労回復、脂肪燃焼効果（ダイエット効果）もあり、しかも便秘を改善して快便になる効果があるんですよ！

黒酢が便秘に良い理由を徹底的に調べてみました。

黒酢の便通効果

黒酢に含まれる、有機酸、アミノ酸、ビタミン・ミネラルが、便通を良くしてくれます。

・有機酸・・・整腸作用

・アミノ酸・・・腸の働きを活発にする

・ビタミン、ミネラル・・・腸のぜん動運動（便を腸から肛門まで運ぶ動き）活発にする

黒酢を摂ることで、毎朝、スッキリした目覚めと、スッキリとお通じを良くしてくれるのです。

身体も元気に、腸もキレイにしてくれるということです。

黒酢に含まれる成分が、それぞれどのように便秘・便通に効果があるのかを、詳しくみて行きたと思います。

有機酸は元々、果実に多く含まれている酸なのです。

腸内細菌のバランスを整えるといった作用の他にも、大腸に住んでいる悪玉菌を抑えるチカラがあり、便秘や下痢の改善などの整腸作用があります。

黒酢に含まれる有機酸である『酢酸』や『リンゴ酸』、『グルコン酸』などには、以下ような整腸作用があります。

有機酸	便秘解消の働き
酢酸（クエン酸）、リンゴ酸	腸に働きかけて腸のぜん動運動（ウンチを腸から肛門まで運ぶ動き）を促進し、便通をスムーズにする作用があます。
グルコン酸	大腸に住む善玉菌であるビフィズス菌を増やす働きがあり、腸内環境を整えます。
リンゴ酸	整腸作用の他にも、体内を弱アルカリ性にするため胃腸病などを予防する働きがあったり、デトックス作用があり、体に毒素をためないようにする働きがあります。

黒酢は、こうした有機酸の働きによって便通を改善することができるので、便秘や下痢といった便通異常を解消して、スムーズな排便ができるようになる効果が期待できます。

黒酢　スプーン

ふつうの酢と黒酢との大きな違いは、アミノ酸の含有量です。アミノ酸が多いので黒褐色になっています。

さらにその上をいくのが黒酢もろみです。

アミノ酸は必要不可欠な栄養成分であり、健康を維持していくのに大変重要なものです。

アミノ酸は一種類だけではなく、ヒトの身体を構成するアミノ酸は２０種あります。

そのうち、ヒトの体内で作り出せない９種類の『必須アミノ酸』と、ヒトの体内で作リ出すことのできる１１種類の『非必須アミノ酸』とがあります。

黒酢に含まれるアミノ酸は、必須アミノ酸が８種と非必須アミノ酸が９種の合計１７種程度入っていると言われています。

便秘の症状に効果的なアミノ酸としては、グルタミン、アルギニン、バリン、ロイシン、イソロイシンなどがあります。

アミノ酸	便秘解消の働き
グルタミン	胃腸の粘膜の働きの低下により、腸の働きが弱くなリ便秘にならないように、小腸の粘膜を修復したり、その働きを活性化させたりすることで吸収力を上げるような作用があります。さらに、グルタミンは大腸を動かすエネルギーにもなり、大腸の働きを活性化することで便秘を解消します。
アルギニン	アルギニンには胃腸を調節する作用があり、便秘を改善してくれます。大豆製品を食べると便秘に効果がみられるのは、アルギニンが含まれているからです。
バリン、ロイシン、イソロイシン	これらは、腸のぜん動運動を活発にする働きがあります。また、体内を弱アルカリ性にするため胃腸病などを予防する働きがあります。さらに、デトックス作用があり、体に毒素をためないため、便秘を解消する働きがあります。

黒酢の腸に働きかける作用は、もちろんですが、黒酢のもう一つの効能である血液サラサラ作用によって血行が良くなることで、有害物質や老廃物をためこまず排出していくことも便秘解消に役立っています。

ミネラル

黒酢には、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。ビタミンやミネラルにも便秘を解消する効果のあるものが色々あります。

その中でも代表的な、ビタミンＣやマグネシウム、カリウムを取り上げてみます。

ビタミン・ミネラル	便秘解消の働き
ビタミンＣ	ビタミンCの主成分（アスコルビン酸）は、腸に入ると、乳酸菌のエサとなって、腸内の善玉菌（乳酸菌）を増やす効果がある。ビタミンCが腸内で分解される時に、腸内で発生するガスが、腸のぜん動運動を活発にする。ビタミンC（アスコルビン酸）には硬い便を柔らかくする作用もある。
マグネシウム	マグネシウムには、体内の中の水分を集める性質があり、集められた水分は、ウンチを柔らかくしたり、ウンチの量を増すことで腸を刺激します。腸のぜん動運動を活発にしてウンチをスムーズに排出しやすくします。
カリウム	筋肉の収縮・弛緩を助けるので、腸のぜん動運動をサポートして便秘の解消に効果があります。