乳酸菌と酵素の役割の違いを知って、体内での働きを効率よく活用しましょう。
加齢により何をしなくても、乳酸菌も酵素も減っていきます。
乳酸菌や酵素を増やすように対応しておかないと、体の不調が治りませんよ!
目次
乳酸菌と酵素の違い?
【 乳酸菌 】(腸内で活動する腸内細菌)
『乳酸菌』は、糖質(ブドウ糖、オリゴ糖など)を分解して乳酸を作ります。
その乳酸は腸内を弱酸性にするので、悪玉菌のすみにくい環境にして悪玉菌を減らして善玉菌(乳酸菌やビフィズス菌など)を増やして、腸内環境を整える働きをします。
乳酸菌は、外部から摂り入れることは可能ですが、腸内にすみつくことはできないので、いずれ体外に排出されます。
乳酸菌を摂取することで、腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスを整え(善玉菌が優位な状態を作り)、小腸での栄養素の吸収をサポートしたり、腸のぜん動運動(便を腸から肛門まで運ぶ動き)を活発にして、便秘や下痢の症状を改善したり、腸に働きかけ免疫力をアップして抵抗力の強い病気にかかりにくい体作りをします。
【 酵 素 】(腸内で働くアミノ酸で作られたタンパク質の一種)
一方、『酵素』は、体内に摂り込んだ栄養素とくっついて消化、吸収を助ける働き(消化酵素)をしたり、ホルモンや新陳代謝・排泄(代謝酵素)に至るまでを常に酵素が働いてサポートしています。
酵素は、外部から摂り入れても消化酵素や代謝酵素の代わりとして働くことはできません。
しかし、本格的な消化活動のはじまる前に胃の上部で『事前消化』として働き、その後の消化酵素の働きを軽減して、体内で作成した酵素をより多く代謝酵素として使うことができます。
酵素を摂取することで、消化酵素に使われる分が少なくなり、より多くの酵素を代謝酵素として使えるようになると新陳代謝を高めることが出来、便秘や肩こり、腰痛、神経痛、冷え性など色々な症状に効果があったり、脂肪を効率よく燃やしたり、皮膚の若返りを活発にしたりと、美容やダイエット、健康面に効果があります。
乳酸菌も酵素もどちらも必要!
以上のように、乳酸菌も酵素も、どちらも、健康維持をしていく上で、とっても大切なものです。
どちらかが欠けてしまうことで体内環境に悪影響を及ぼすため、乳酸菌と酵素は、両方共に維持していく必要があります。
両方一緒に摂ることで相乗効果が期待でき、より健康なカラダを作ることができます。
乳酸菌も酵素も年齢と共に減る
しかし、乳酸菌も酵素も元々からだの中にあるものですが、どちらも加齢と共に減っていきます。これらが減っていくので老化という現象が起きるのです。
乳酸菌や酵素の減少を抑えること、つまり、食品やサプリメントなどで、外部から摂取してその働きをサポートすることで老化を食い止めることができます。
健康を維持していくには、外から足りなくなったものを補うしかありません。
乳酸菌と酵素を兼ね揃えた食品は、日本古来からある漬物、味噌、しょうゆ、納豆などの発酵食品を挙げることができます。
ただし、これらは多く食べ過ぎると、塩分を摂り過ぎることにつながり、健康に害をおよぼしてしまいます。
健康を維持していくためには、乳酸菌も酵素も毎日継続して摂る必要があります。
塩分やカロリーを気にしないで、数多くの乳酸菌や酵素を毎日手軽にとるには、サプリメントなどで摂取する方が確実だと思われます。
乳酸菌サプリも酵素サプリも色々な種類がありますが、乳酸菌も酵素も同時に摂れるサプリメントがあることをご存知でしょうか?
両方一緒だと乳酸菌、酵素の数がそれほどでもない商品も多いのですが、乳酸菌は3兆個とヨーグルト300個分、酵素は85種類の植物などを配合とハンパない数が詰め込まれています。
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