乳酸菌革命は便通(便秘、下痢)の改善にとても効果があると定評があるのですが、まさか、大腸がんまで予防することができるのでしょうか?
がんと腸の関係
腸には二つの重要な働きがあって、一つが便通の改善(整腸作用)で、もう一つが、免疫作用であり、外からの細菌やウィルスを攻撃して死滅させたり、体内で作られるがん細胞を素早く見つけて撃退することです。
体内では毎日、新しい細胞が生まれ24時間のうちに入れ替わる細胞の数は、数千億個~1兆個と言われています。
それほど多くの細胞分裂が起きている中で、毎日、約5,000~6,000個の異常細胞(がん細胞)が発生しており、そのがん細胞を撃退するのも免疫作用のお仕事です。
もし、免疫機能が低下するようになると毎日発生するがん細胞を見逃してしまい、どんどんがん細胞を増やしてしまうことになるのです。
がんの中でも、大腸がんは増加傾向にあり、癌による死亡の中で日本女性の死因の第1位、日本男性においても死因の第3位にランクされるくらいに増えています。
出典:「平成27年(2015)人口動態統計(確定数)の概況」(厚生労働省)
腸内環境の悪化は免疫作用の低下
腸内に悪玉菌が増えて(腸内環境の悪化)、悪玉菌の作る有害物質によって腸が麻痺して働きが鈍ると、免疫作用も低下するのでガンになる確率がアップします。
腸の働きが鈍ると、腸のぜん動運動(うんちを腸から肛門まで運ぶ動き)も弱くなって、うんちが出て行かないため便秘になってしまいます。
便秘で腸内にうんちが長くとどまっていると、悪玉菌がそれを腐敗させて、さらに多くの有害物質を発生させるようになると免疫力の大幅な低下は避けられません。
乳酸菌革命に入っているがんに効果のある乳酸菌たち
乳酸菌革命には、免疫力を高めたり、がん細胞を排出したり抑制する効果のある乳酸菌が数多く入っています。その中の一部を挙げると下記の通りです。
乳酸菌革命に含まれる乳酸菌たち | |
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ラクトバチルス・ブレビス | 通称:ラブレ菌 整腸作用や免疫力アップに効果があり、インフルエンザに感染するリスクを低減 |
ラクトバチルス・ラクティス | 免疫力の調整に役立つとされています |
ラクトバチルス・ヘルベティカス | ガン細胞を絡めとり、体外に排出する作用 |
ビフィドバクテリウム・ロンガム | ビフィズス菌の1種 整腸作用やビタミンB群の生成、免疫力を高めたり、コレステロールの低下作用 |
エンテロコッカス・フェシェーム | 安定性に優れビフィズス菌の生育を助けます。免疫力を高める効果が強く、ガン細胞を抑制する効果、虫歯予防も期待できる。 |
代表的な善玉菌としては、ラブレ菌やビフィズス菌が大腸がんの予防につながっています。
実際に乳酸菌革命を飲んでどうなのか?
乳酸菌革命を飲んで、免疫力は高くなっています。風邪にかかりやすかったのが、風邪をひかなくなったのは免疫力がアップしたと言えます。
きちんとがん細胞を撃退しているかの確認は難しいですが、検診においてもがんが発生していないことや、目覚めも良くなったり、疲れが残りにくくなったと感じるので、健康的な身体になっていると考えられます。
腸内環境をキレにして、腸の働きを正常化することが、免疫力アップにつながり、大腸がんなどのがん細胞の撃退に効果を発揮しているはずです。
風邪をひきやすかったり、身体がだる重と感じたり、疲れがいつまでも残るようであれば、抵抗力・免疫力の低下と考えられます。