加齢により体内の酵素も腸内の善玉菌も減っていきます。
健康を維持していくには、不足する酵素と腸内細菌の善玉菌をうまく補っていく必要があります。
腸内環境を整え、善玉菌を減らないようにして、酵素を上手に使い生活していくことが重要になってきます。
目次
酵素は生命活動や新陳代謝に必須
私たちは生活していく上で、運動や食べ物の消化・吸収、解毒、エネルギーの代謝などに酵素を使って動いています。
なので、体内の酵素が不足したりして、酵素が十分に働かないと生命活動の維持や新陳代謝の活性化をすることができなくなってしまいます。
酵素をうまく使うことが大事
酵素には、『消化酵素』と『代謝酵素』の2つがあります。
・『消化酵素』・・・食べた物の消化・吸収を助ける働き |
体内で1日につくられる酵素(体内酵素)の量はほぼ決まっています。
作られた体内酵素が消化酵素としてたくさん使われるか、代謝酵素としてたくさん使われるかによって大きく変わってきます。
限りある体内酵素は、できるだけ代謝酵素として使う必要があるのです。
代謝酵素として使える分が不足すると、体内のエネルギー不足や細胞の新陳代謝が低下することになります。
そうなると、老化が早まったり、免疫力が低下してカラダのあちこちに不調(病気)が発生しやすくなってしまうのです。
消化しにくい食べ物や、早食いや食べ過ぎをしてしまうと余計に消化酵素として使われて、代謝酵素として使う体内酵素が残らなくなって代謝酵素の不足を生じてしまいます。
不足する酵素を補うには
体内で作る酵素の量は20代をピークに減り、40代以降は急激に減ってしまいます。
特に、代謝酵素は体外から取り込むことはできないので、消化酵素の代わりになるものを取り込んで、体内酵素をできるだけ代謝酵素として使えるようにする必要があります。
消化酵素の代わりになるように取り込むものとしては、
・腸内の善玉菌を増やして活性化する ・消化を助ける植物発酵エキスを活用する |
以上の2つの方法があります。
腸内の善玉菌を増やして活性化する
腸内細菌の中でも善玉菌には酵素を分泌する働きがあり、その酵素によって食べ物の消化・吸収がアップすることにつながり、消化酵素の手助けをしてくれるので、その分体内酵素を代謝酵素として使うことが出来るようになります。
善玉菌(乳酸菌)などを直接取り込んだり、善玉菌(乳酸菌)の栄養分(エサ)となる食物繊維、オリゴ糖などを摂ることで、善玉菌を増やしたり、元気にして善玉菌を活性化して、酵素をたくさん分泌するようにしてあげる必要があります。
植物発酵エキスを活用する
野菜、果物、大豆、海藻など、何十種類もの植物を発酵させた植物発酵エキスには、酵素(食物酵素)が多く含まれていて、消化酵素を手助けする酵素として働くことができます。
なので、体内酵素を消化酵素として使うことを少なくすることができるので、その分、代謝酵素として使うことが出来るようになります。
生の野菜や果物などにも食物酵素は含まれていますが、より効率的に働かせるには、植物を発酵させた植物発酵エキス(酵素エキスとも呼ばれる)を摂る方が良いです。
実際、どうやって摂るの?
より効果的にカラダに働きかけるには、善玉菌と酵素エキスを両方とも一緒に摂るのがベストです。
両方共に摂るには、一緒になったサプリメントで摂るのが、毎日手軽に続けることが出来ます。
善玉菌と酵素エキスが一緒になったサプリメントだと、善玉菌は多いけれど酵素エキスが少ないとか、酵素エキスは多いが乳酸菌は少ないなど、どちらかに偏る場合が多いのです。
しかし、善玉菌も酵素エキスもタップリ入った物がより良いと思う欲張りの方には、こんなサプリもあるんです。