ストレスの多い社会では、自律神経が乱れやすくなっています。自律神経が乱れると、便秘になりやすくなるんです。あなたは大丈夫ですか? もしストレスが多いと感じているなら、便秘の原因は自律神経が乱れているのが原因かも知れません。
自律神経って何?
自律神経とは、自分で意識しなくても体が勝手に調整してくれる神経のことです。例えば、呼吸をしたり、汗をかいたり、心臓を動かしたり、胃を動かしたりするのは、意識していなくても勝手に動いていますよね。
自律神経は、交感神経と副交感神経という2つの相反する神経で成り立っています。
・交感神経:昼間に活動している時に働く |
この2つの神経がバランス良く働くことで、健康維持をすることが出来ています。しかし、バランスが崩れて、交感神経が働く時間が長くなってくると、カラダの色々な部分に不調が発生します。
自律神経を乱すのはストレス
交感神経と副交感神経のバランスを崩す、一番の原因が、現代社会においては、『ストレス』と呼ばれるものです。ストレスで一番やっかいなものが対人関係でのストレスなんですが、それ以外でも身の周りには色々なストレスが存在します。
生活環境の変化もストレスとなります。引越し、転勤、転職などがそうです。ちょっとした緊張、例を挙げると会社内のスピーチやプレゼンなども軽いストレスです。
このストレスを受けている状態が、自律神経のバランスを乱しています。ストレスの多い毎日では、どうしても交感神経ばかりが優位になって働き続けるようになります。
自律神経の乱れが便秘になるのは?
交感神経は、内蔵をコントロールしていますが、副交感神経は、胃腸をコントロールしています。交感神経ばかりが働いていると、副交感神経の管理する胃や腸は、働きが低下してしまいます。
腸の働きである腸のぜん動運動(ウンチを腸から肛門まで運ぶ動き)も低下してしまうことで、便秘になりやすくなってしまいます。
ウンチは、副交感神経が一番働く、夜眠っている時間に作られます。睡眠している間に腸が活発に動いて、栄養を吸収したり、腸のぜん動運動によってウンチを程よい硬さにして、肛門に向けて少しずつ移動させることで作っています。
しかし、ストレスによって自律神経のバランスが乱れ、眠っている間にも交感神経の働きが強いままであると正常にウンチが腸の中でとどまってしまって、うまく肛門までたどり着くことができなくなります。つまり、便秘の症状になるんです。
私もストレスから便秘になりました。便秘になる原因の詳細と、どう対応したのか?をまとめてみましたので、同じような悩みをお持ちの方に、参考になればと思います。