毎日、朝に快便でスキッリできる方法があれば、どんなに、気持よく１日を過ごすことができるでしょうか？
食べて、出すという作業の中に、一体、どのような秘密が隠されているのでしょうか。あなたも、快便になれます！
便（うんち）の成分
まずは、出てくる便が、どのようなもので構成されているかを知る必要があります。
うんちは、食べたもので消化されなかった残り物のイメージがある方が多いと思いますが、うんちの中の食べた物の残骸の割合はわずか5%に過ぎません。
うんちの材料の中で一番多いのが、水分で60～70%で、腸壁細胞の死骸（腸壁の細胞は、生まれ変わるサイクルが24時間程度のものもあり早い）が15～20%で、腸内細菌の死骸（乳酸菌を含む善玉菌や悪玉菌など）が10～15%で、食物の残骸（吸収されなかったカスや食物繊維など）は、5%程度なのです。
なので、食べたもののカスがたくさん出ているのでは、ありません。きちんと消化・吸収されていれば、ほとんどは体内に栄養、エネルギーとして吸収されているはずです。
快便になるには
『快便』の人の場合は、腸のぜん動運動（うんちを腸から肛門まで運ぶ動き）により、うんちが肛門の手前の直腸まできちんと運ばれて、ある程度の量がたまれば、うんちをしたいと感じる『便意』が出てきて、トイレに行って排便という流れになります。
したがって、腸の消化・吸収がきちんと行われることと、腸のぜん動運動がしっかり行われていること、が『快便』の前提条件となるのです。
★腸の消化・吸収を良くすること
腸の消化・吸収をよくするためには、小腸の内壁に存在する小さな無数のとっても小さい突起の微絨毛（びじゅうもう）からの栄養の吸収を効率良くする必要があります。
善玉菌（乳酸菌）が、栄養素を低分子にまで分解する手助けをしているので、善玉菌を増やすことでより消化・吸収が良くなります。
★腸のぜん動運動を促進すること
腸のぜん動運動を促進するには、善玉菌（乳酸菌）が作り出す『乳酸』により腸内を弱酸性すると、その刺激で腸のぜん動運動が促進されます。
さらには、朝食を食べることで、胃の中に食べ物が入り、それをキッカケに腸を動かし、ぜん動運動を活発にし便意を感じるという一連の動作システムが、本来、人には備わっています。
これを最大限に活用することです。
つまり、善玉菌を増やして、腸内環境を整えることが、腸の消化・吸収を良くしたり、腸のぜん動運動を促進したり出来るので、快便になるための一番の方法なのです。
善玉菌（乳酸菌）を外部から摂取したり、元々から体内にいる善玉菌（ビフィズス菌）のエサになるオリゴ糖を摂取して、善玉菌を増やすことはとても快便には効果的です。
もちろん朝食も忘れずに摂って下さい。
しかも、善玉菌（ビフィズス菌や乳酸菌など）と、その栄養分（エサ）となるオリゴ糖、イヌリン、食物繊維まで一緒になった乳酸菌サプリメントを使うと手軽な上に、簡単で効率良く善玉菌を増やすことが可能になります。カロリーもとっても低いので安心です。
