乳酸菌は、熱や酸に弱いと言われていますが、胃酸過多でも乳酸菌を生きて腸まで届かせることは、可能です。どんな乳酸菌を選ぶのか、もしくは飲み方を工夫することで、胃酸過多のあなたにもきちんと乳酸菌が働けるように生きて腸まで届けることは出来るのです。
乳酸菌の中でも胃酸や消化液に強い乳酸菌
乳酸菌の中にも、生きて腸まで届くような酸に強いタイプのものがいくつかあります。乳酸菌の中でも植物性の乳酸菌は、動物性のものと比べても胃酸や消化液に強く、特に、日本の漬物から作られたラブレ菌は、日本人と相性も良く、生きて腸まで届きます。
また、動物性の乳酸菌（ヨーグルト系）中でも、『カスピ海ヨーグルト』を作る乳酸菌のクレモリス菌FC株は、唯一、生きて腸に届くことのできる乳酸菌です。
さらに、有胞子性乳酸菌は、胞子の硬い殻で菌体を守っているため、熱や胃酸、乾燥にも強い乳酸菌で、生きて腸に届くことが出来ます。
胃酸に強いタイプの乳酸菌、植物性乳酸菌やクレモリス菌FC株、有胞子乳酸菌などが確実に腸まで生きたまま届くようです。
カプセルを耐酸性にしてあるものなど
乳酸菌がそのままむき出しのままのヨーグルトなどは、乳酸菌自体が酸に強いタイプでないとダメですが、乳酸菌自体が酸に弱くても、胃酸や消化液に強い耐酸性のカプセルの中に乳酸菌を入れて飲むことで、生きたまま乳酸菌を腸まで届けることができるようになりました。
サプリメントというタイプで乳酸菌を摂ると、乳酸菌を濃縮して耐久性カプセルに入れてあるので、ヨーグルトの100倍以上の乳酸菌を生きたまま腸まで届けることが可能なんです。
飲むタイミングを考える
胃酸過多というのは、空腹時に胃酸が出過ぎるという現象なので、空腹時に乳酸菌を飲むのでは無く、食後の胃酸が弱まったタイミングに乳酸菌を飲むことで、さらに確実に生きたまま腸まで届けることが可能になります。
一番確実に胃酸に負けないで腸まで届けるには、酸に強い種類の乳酸菌が耐酸性カプセルに入ったサプリになったものを、食後のタイミングで飲むことになります。
そんな条件をそろえた乳酸菌サプリが実際にあります。酸に強い植物性乳酸菌のラブレ菌や、有胞子乳酸菌などを配合して、耐酸性カプセルに詰め込んで、乳酸菌数としてはヨーグルト10リットル分の1,000億個の乳酸菌を摂ることが出来るサプリです。
胃酸過多だと思う方は、このように、生きて腸まで届く様々な工夫がされている乳酸菌サプリメントを選ぶのが得策です。
