お腹にガスがたまってくるようで、下腹に違和感のある張りを感じて、時にチクチク痛むようなことはありませんか? 便通は乱れて便秘や下痢になったり、オナラが出やすかったり、ちょっとした腹痛が、続いたりしていないでしょうか。
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このような症状で悩んでいませんか?
【お腹の張り】
お腹が空いてくるとお腹が張るようなケースや、食事をしてお腹を満たした時に張ってくるケースもあります。
事務職でデスクワークをしているような比較的動くことが少なく、長時間同じ姿勢をするような方に多く、女性の割合が高いです。
お腹が張ってきてもオナラとしてどこでもすぐに出すわけにもいかないので、ガマンすることが多いと腸にガスがたまってお腹が張って苦しくなってきます。おならを我慢してこの状態になることも多いです。
【お腹が鳴る】
腸が活動しているために鳴る音で、腹鳴(ふくめい)とも言います。グーグー、ギュルギュル、ゴロゴロ、ポコポコや、おならに似た音などが、空腹時、満腹時を問わずいつでも出ることがあり、音の大きさもかなり大きな音がする場合も少なくないようです。
周りに聞こえてしまうほどのおならが、出てしまうよりは少しはマシかも知れませんが、女性にとってはお腹の鳴る音も、聞かれるのは、かなり恥ずかしいことです。
【おならが出る】
お腹が張ってくると、しきりにおならをしたくなるケースや、オナラをガマンすることによりお腹が張ってくる場合もありますが、それだけお腹でガス(おなら)が発生していることになります。
おならを我慢できているうちは、まだ良いのですが、勝手に出てしまう場合もあります。さらには、出ていることが自分で分かる場合と、自分でも気づかないうちに出てしまっている、なんてことも実際にあるのです。
ニオイがほとんどなければ勝手に出ていても、そんなに問題は無いのですが、臭いニオイだと周りからの指摘により分かることになるのですが、こうなると精神的な苦痛になってしまって大きなストレスと言えます。
お腹がガスだまりになる原因
【食生活・生活習慣の乱れ】
食生活や生活習慣の乱れは、腸内の悪玉菌を増やして、悪玉菌がウンチを腐らせて作る有害なガスを余計に発生させることにつながります。
特に悪玉菌の好物となるのが肉類や脂質、糖分の多い甘いものなどをたくさん摂ると、悪玉菌の栄養分(エサ)となって悪玉菌を増やしてしまい、ガスをより多く発生させる原因となります。
【ストレス】
ストレスは、自律神経を乱してしまうので、知らない間に臓器、特に腸の働きを弱めてしまいます。腸の動きが低下すると便が腸にとどまってしまい悪玉菌によって腐らされ、有害ガスを作る元になります。
【運動不足】
また、運動不足により、腹筋が弱くなると、腹筋の助けを借りている腸のぜん動運動(便やガスを腸から肛門へ運ぶ動き)も弱くなり、スムーズにガスがでなくなってしまいます。
【口からの取り込み】
特に食事中に食べ物と一緒に飲み込む空気です。早食いをする方は、一緒に飲み込む空気の量がどうしても多くなってお腹にガス(空気)をためこんでしまいます。
炭酸飲料を飲み過ぎると炭酸が、おならの原因になります。コーラやビールなど、飲み過ぎていませんか?
また、ストレスなどで唾をよく飲み込む人や、よく喋る人やガムをよく噛むという人も、唾液と一緒にたくさんの空気を飲み込んでしまうので、どうしてもガスが増えてしまいます。
【姿勢、肩こり】
デスクワークなどの事務職に多いのですが、前かがみの姿勢で長時間、腹部を圧迫していると、腸の動きを悪くなります。また、そのじっとした姿勢のために肩や首が凝り、この凝りが自律神経を乱すことで、さらに腸の動きを悪くするのです。
ガスだまりを解消するには
【腸のぜん動運動を正常にする】
腸のぜん動運動(ウンチやガスを腸から肛門へ運ぶ動き)をきちんと働くようにして、お腹にガスを溜め込まないようにする必要があります。腸のぜん動運動を活発にするには、肉類に偏ることなく、野菜中心のバランスの良い食事を3食規則正しく(特に朝食は抜かないこと)することです。
デスクワークでずっと椅子に座っていることで腹部を圧迫し、腸の動きを悪くしたり、トイレをガマンすることでお腹にガスを溜めたりしないようにし、適度な運動を取り入れて腸のぜん動運動を助ける腹筋の維持にも努めましょう。
腸のぜん動運動が正常であれば、悪玉菌を増やすこともなくなるので、臭い有害ガスの発生も減らすことが可能です。
【ストレスの解消】
ストレスは多かれ少なかれ誰にでもあるものなのですが、いかに発散できるかでその後が大きく違ってきます。ストレスを発生しないように避けることも必要ですが、自分なりの発散方法を見つけて、ためないようにすることが大切です。
【ガスの元となる空気を取り込まない】
早食いはやめて、よく噛んで食べること。おしゃべりを止めるのは無理なので、ガムを控えたり、炭酸を含む飲みものを飲み過ぎないように気をつけましょう。
【善玉菌を摂る】
腸のぜん動運動をしっかり働かせるには、善玉菌を増やして腸内を善玉菌が優位な状態にして、善玉菌(乳酸菌やビフィズス菌など)の作り出す『乳酸』により、腸を刺激してあげるのが一番効果的です。食事や生活習慣を変えることだけでは、腸内環境を改善するには時間がかかってしまいます。
善玉菌が増えて元気になると、悪玉菌はどんどん減るので、悪玉菌の作る臭いニオイの元となる有害ガスを発生しにくくします。つまり、おならの臭いニオイを消してくれるのです。もし、オナラが出たとしても、音さえ聞こえないようにすれば、臭わないので安心です。かなり、気分的にも楽になるのではないでしょうか。
私は、こうしてガスだまりを解消しました!
腸の中に悪玉菌が増えてしまうと、便秘になりやすくなって、ウンチをなかなか外に出せなくなります。長い間、腸の中にウンチが残ったままになると、悪玉菌がこのウンチを腐らせて、臭い有害ガスを発生させます。
そうなると余計に、ガスだまりになるし、便秘なためウンチもオナラも外に出にくい状態が続くので、さらにガスがたまります。
善玉菌を増やして、悪玉菌をやっつけることが一番の近道だと考え、たくさんの善玉菌を一度に摂ることができて、しかも善玉菌の栄養分(エサ)も一緒になったものを摂ることにしました。実際の体験をまとめてみましたので、興味のある方は、参照下さい。