毎日ヨーグルトを食べているのに、便秘で困っているというあなた。
いくら乳酸菌を摂っても食物繊維が不足していると便秘がなかなか改善されません!(特に若い女性) 食物繊維は便秘解消に重要な役割をもっているんです。
目次
便秘の原因
日本人の1日当たりの食物繊維摂取量が減っています。食事の変化です。
昔は、野菜中心の和食が多く食べられていましたが、現在では食事も欧米化が進み、肉類中心の食事が多くなっています。
第二次世界大戦(昭和20年頃)の直後と比べると、食物繊維を半分以下しか摂っていないのです。
特に日本人女性は、不足しがちです。若い女性に便秘が多いのは、食物繊維不足が大きな原因の1つと言えるでしょう。
食物繊維が足りないとどうなる?
まず、食物繊維の働きを見てみると、
・食物繊維は消化・吸収されにくいので、水分を吸ってウンチの原料となり、ウンチのカサ(量)を増やします。 ・大腸のぜん動運動(ウンチを大腸から肛門まで運ぶ動き)を促進して、スムーズに排便します。 ・腸内の有害物質を吸着して、ウンチと一緒に排出します。 ・腸内の善玉菌の栄養分(エサ)となって善玉菌を増やし、悪玉菌を減らします。 |
という具合に、便通を良くする効果がとても高い食材です。
つまり、食物繊維が不足すると以上の働きが弱まるため便秘になりやすいと分かってもらえると思います。
食物繊維は第六の栄養素
食物繊維は、以前は不要な食べ物と言われていましたが、便秘の解消や有害物質の排除などカラダに良い働きをすることから第六の栄養素と言われるようになりました。
便通を良くして、老廃物や有害物質をウンチと一緒に排出できると、腸内がキレイになることで免疫力も高まります。
免疫力が高まると外部からの細菌やウィルスを撃退するのは、もちろん、体内で発生するがん細胞を撃退する能力も高まるので、女性のがんの死因トップの大腸がんになりにくくなります。
大腸がんは、日本女性の死因の第1位で、日本男性の第3位にランクされ、とっても腸内環境の悪化と関連性のある病気と言われています。
出典:「平成27年(2015)人口動態統計(確定数)の概況」(厚生労働省)
不足する食物繊維
食物繊維の1日あたりの摂取目標量は、
【厚生労働省による「日本人の食事摂取基準」(2010年版)】 ・成人男性 19g以上 ・成人女性 17g以上 |
に対して、実際の摂取量は、日本人の平均が、わずか13.7gです。(「国民健康・栄養調査結果の概要」(2012年版)の統計)
若年層では特に低く、20代女性に関しては11.2gしか摂っていません。若い女性が便秘になるのも当然です。
ちなみに第二次世界大戦直後では、日本人の食物繊維摂取量は25gを越えていました。
便秘を解消するなら乳酸菌プラス食物繊維
便秘を解消するために、腸内環境を改善しようと思ったら乳酸菌だけを摂るんじゃなくて、一緒に食物繊維も摂りましょう。
ごぼう、納豆、オクラなどは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維をバランスよく含むので、これらの食材を毎日摂るのが一番です。
しかし、毎日、続けて摂るのは難しいと思ったあなた。乳酸菌と食物繊維が一緒になった乳酸菌サプリを摂れば一発で解決です。
便秘解消のために、食物繊維を摂ることを考えているのなら、便秘に効果のある乳酸菌と食物繊維が一緒になったタイプの乳酸菌サプリであれば、毎日、数粒のカプセルを好きな時に飲むだけで、手軽に摂ることができます。
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