寝たきりの高齢者になると、便秘になりがちなものです。
なるべく薬に頼らないで改善するには、まず、乳酸菌を試す価値アリです。
乳酸菌は薬ではなく、食品です。乳酸菌だけを少量でたくさん摂るには、サプリメントが最適です。
高齢になると筋力が衰えて腹圧がかかりにくくなったり、運動不足等で新陳代謝も衰えたり、胃や腸の働きも鈍くなり、便秘になりやすくなります。
年齢とともに腸内の善玉菌の数が減少し、中高年以降になると悪玉菌の数が急激に増え、高齢者では、悪玉菌がダンゼン優位の腸内環境悪化の状態となります。
特に寝たきりの高齢者になると腸が緩んだ状態になり、腸内の老廃物の移動が遅れる弛緩性便秘になりやすいです。
老廃物の移動が遅くなるということは長い間、便が腸内で滞留することになり、腸で水分が吸収されすぎることにより硬い便になり、便秘を引き起こしてしまいます。
高齢になると食事の量も減ってきますので当然、排泄する便の量も減少、水分を摂取する量も減ってきます。
下剤や座薬、浣腸に頼ることは簡単ですが、根本的な解決策とはならないので、継続してこれらの薬に頼ることは、便秘をひどくすることにもつながります。
薬を使わず安全に便秘を解消するには、腸内環境を改善することが必要です。
寝たきりの方は、どうしても腸内の善玉菌の割合が少なく、腸内環境は悪化している場合が多いです。
腸内環境を改善するには乳酸菌サプリメントを摂ることで、善玉菌を増やし、悪玉菌を抑制できるので腸内環境のバランスが良くなり、腸の動きも活発化にすることが可能になります。。
腸内環境が整うと、腸のぜん動運動がしっかり働きスッキリできますし、免疫力も働きがアップします。
免疫力の働きが良くなると、腸の重要な役割である細菌やウイルスなど害のあるものは便として排除する機能を高めることができます。
乳酸菌を摂取するにはヨーグルト等の乳製品もありますが、寝たきりの高齢者にとっては食べにくい場合もあります。
乳酸菌サプリだとわずかの量でヨーグルトの100~1,000倍の数の乳酸菌が摂れるので効果的です。