腸内環境が良くなると、カラダにとってたくさんの良いことがあるんです。
逆に腸内環境が悪いために色々な症状（病気）が発生しているのです。
健康や美容を維持していくには、腸内環境を整えることは不可欠です。
目次
腸内環境が良くなるとは？
腸内環境が良くなるというのは、腸内に善玉菌が増えていて悪玉菌は少ない状態のことを言います。
腸内に善玉菌が増えていると、善玉菌（乳酸菌）が作り出す乳酸の影響で腸内は、弱酸性に保たれます。
腸内が弱酸性になると、腸のぜん動運動（便を腸から肛門まで運ぶ動き）を活発にするので便秘を改善できます。
また、腸内が弱酸性に保たれると、カラダに害を及ぼす有害物質を作り出す悪玉菌の住みにくい環境となるので、悪玉菌が増えにくくなるため、有害物質の発生が減ります。
腸内環境が良くなると何が良い
腸内環境が良くなると、有害物質を作り出す悪玉菌が少ない状態です。
悪玉菌が作り出す有害物質が少なくなるので、次のような有害物質による悪影響が減ります。
悪玉菌の作る有害物質は、腸から吸収されると血液に混ざって全身をめぐり、全身の各臓器や細胞に悪影響を与えます。
当然、腸も有害物質によってマヒさせられて、本来の腸の働きである消化・吸収・排便の機能が低下してしまいます。
腸内環境が良くなると健康に良い効果
腸内環境が良くなることで、どんな健康に良い効果があるのかを挙げてみると、次のような効果があります。
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・便通改善（便秘や下痢の改善） ・免疫力アップ（抵抗力を高めたり、アレルギー症状を緩和） ・美肌（肌荒れ、ニキビ改善、アンチエイジング） ・新陳代謝を高める（ダイエット効果） ・精神的安定 など・・・ |
その他人も色々な効果があります。詳細は → 乳酸菌の効果の詳細
【 便通改善 】
腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整えることで、腸の働きが良くなると便通も改善されます。
特に善玉菌の１種である乳酸菌を増やすと、乳酸菌が作り出す『乳酸』によって腸内が弱酸性に保たれることで、腸のぜん動運動（便を腸から肛門まで運ぶ動き）を活発にするので便秘を改善できます。
また、善玉菌（乳酸菌）が増えて腸内が弱酸性になると、その環境には悪玉菌は住みにくく増殖が抑えられるので、悪玉菌が作り出す有害物質や発がん物質や発がん促進物質の発生を抑えることができます。
【免疫力アップ】
腸内環境が整って善玉菌（乳酸菌）が増えると、乳酸菌を作っている成分＝「菌体成分」と言われるものが、小腸や大腸にある「免疫に関わる受容体（レセプター）」を刺激することで腸の免疫を活性化して免疫力を高めることができます。
また、悪玉菌が減ることで有害物質が作られなくなるので、血液が有害物質で汚されることが少なくなり、血液中の免疫細胞も活発に働けるので免疫力がアップします。
私達のカラダの免疫力の働きは、毎日、外からの細菌やウィルスとか、体内で発生するがん細胞など、病気の元となるものを排除するために血液中の免疫細胞が見張ることです。
免疫力が高められると、素早く有害な細菌やがん細胞を攻撃して死滅させてしまうので、発がんのリスクを低くすることができます。
そして、免疫力が高まると、免疫機能がしっかりと働き、免疫バランスも整っているので、免疫細胞が誤動作（過剰反応）をしにくくなり、アトピー性皮膚炎や花粉症といったアレルギー症状が起きにくいということになります。
【美肌】
腸内環境が整っていると、悪玉菌が作り出す有害物質も抑えられるので、有害物質が腸から吸収されて血液に混ざり全身を巡って皮膚から排出される時に出る、ニキビや吹き出物などの肌荒れがなくなります。
血液が有害物質で汚されないと血液サラサラになり血流を良くすることで、各細胞は栄養を受け取り消費しやすくなり、活発に新陳代謝を繰り返し代謝機能が回復して肌質が改善されます。
また、腸内環境が整っていると善玉菌（乳酸菌）が多く、美肌には欠かせないビタミンB群を作り出してくれるし、腸の働きも良くなっているので、美肌に効果的な美肌三大栄養素「たんぱく質・ビタミンＡ・ビタミンＣ」などの吸収も高まりますので、キレイなお肌が生まれてきます。
【新陳代謝】
また、 乳酸菌は、余分な悪玉コレステロールだけを吸着して取り除いたり、悪玉菌の増殖を抑え血液サラサラにして血流を良くすることで、新陳代謝を良くする効果もあります。
さらには、美肌には欠かせないビタミンB群を産生する働きもあります。
腸内環境が悪いと悪玉菌の作る有害物質が血液に混ざって血液を汚すことで、血液の運ぶ酸素や栄養分の量が減って十分にカラダ全体の細胞に行き渡らなくなるので、エネルギーの消費が悪くなり、余分なエネルギーを脂肪として蓄積しやすい体質になります。
腸内環境を良くなると悪玉菌が減って悪玉菌の作る有害物質も少なく、有害物質を血液に混ぜることなくキレイな血液が保てるようになります。
そうなると血液の運ぶ酸素や栄養分の量が増えて、十分にカラダ全体の細胞に行き渡ることで出来るので、食事として摂り入れたエネルギーをきちんと消費して新陳代謝も活発になり、太りにくい体質にすることができます。
また、腸内環境が良くなって善玉菌（乳酸菌）が増えると、乳酸菌は、余分な悪玉コレステロールだけを吸着して取り除いたりもしてくれるので、新陳代謝が活発になることと併せてダイエット効果が期待できます。
【 精神的安定 】
人の身体と心をバランス良く保つためには、神経伝達物質のドーパミンとセロトニンが必要です。
善玉菌（乳酸菌）は、心を落ち着かせる『セロトニン』や、やる気を生み出す『ドーパミン』といった脳内の神経伝達物質を作り出す働きをしています。
腸内環境が良くなって善玉菌（乳酸菌）が増えると、乳酸菌は腸内でドーパミンやセロトニンを作り出して、大脳にスムーズに移動して精神（心）を安定させてくれるので、ストレスに負けない体作りをすることができます。
腸内環境を良くすることは絶対
健康的に美容も保って生活していくためには、腸内環境を良くすることは絶対です。
それだけ腸がカラダを健康に保つために重要な部分であることは間違いないのです。
どんなに食事や生活習慣を良くしても対策をしなければ、必ず腸内環境は悪化していきます。
それは、年をとってくると自然と善玉菌が減って悪玉菌が増えることになるからです。
加齢によって誰しも、必ず起こる現象なのです。
対策としては、外から元気な善玉菌を摂り入れるか、腸に住み着いている善玉菌に栄養分を与えて元気に育てるか、もしくはその両方をするかということになります。
私なら、効率的に腸内環境を良くするために、その両方をどっちもやりたいと思いました。
なので、両方を兼ねそろえたものを毎日、継続してとっています。
おかげさまで、毎日健康的に生活することができています。
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