
何をやっても便秘が治らない、それってそんなにスゴイ便秘なんでしょうか? 腸の形や神経細胞が異常じゃない限りは、きちんとしたやり方をやっていないんじゃないですかね。
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主に野菜中心の和食を食べてる、適度な運動もしている、ヨーグルトや漬け物、味噌、キムチなどの発酵食品も摂っている、水分も割りと摂っている方だ、なのに便秘が解消されないというのは、やっぱり、自分の腸と相性の良い善玉菌を増やせていないことが、原因だと考えられます。
そうでなければ、腸の形がウンチを移動させにくい形になっているか、ウンチは肛門付近まで行っているのに便意を感じないかになってきます。
つまり、何らかの原因で腸がねじれてしまった『ねじれ腸』か、腸の神経細胞が変形して便意を感じられない『鈍感腸』ならば、普通に便秘対策をしても改善されないのです。
しかし、『ねじれ腸』や『鈍感腸』でなければ、正しく善玉菌を増やせば、便秘薬(下剤)に頼ること無く、スッキリすることも可能になるはずです。
しつこい便秘に悩まされる日本人の8割が『ねじれ腸』のようなので、腸の一部がねじれている日本人は多いようです。
正常な大腸だとねじれることなく肛門まで続くのですが、ねじれ腸だとねじれた部分は折れて細くなってしまい、ウンチが通りにくくなり、便秘の症状を起こします。
その細くなった部分にウンチがたくさん溜まると、その重さに大腸が伸び切ってしまったり、余計にねじれたりすることで、さらに便秘がひどくなるケースもあります。
生まれつきの体質で、寝ている時は大丈夫なんですが、立ち上がると腸が下がって骨盤の中に落ち込んでしまう『落下腸』という現象もあります。
腸の構造上、ウンチが移動しにくいため、通常の便秘対策では、改善されないことが多いのですが、腸をもみほぐすマッサージによって、便秘の解消が期待できるようです。
【 ねじれ腸の簡単チェック 】
以下の項目のうち、2つ以上、思い当たる場合は、ねじれ腸の可能性が高いようです。
・ 小さい子どもの頃から便秘が続いている ・ 便秘になると腹痛も一緒に伴う ・ 便秘になった後は、下痢になる ・ 運動をやらなくなって運動量が減ってくると便秘なった |
『鈍感腸』とは、ウンチが肛門の手前の直腸まで届いているのに便意を感じない状態です。脳に関係なく腸の働きをコントロールする神経細胞が腸にあって、「第二の脳(セカンドブレイン)」と呼ばれているのですが、これが機能していないために便意を感じないということのようです。
『第二の脳』である腸の神経細胞は、睡眠時間や食事の時間が不規則な生活習慣を続けることで、正常な神経細胞と比べると7~10倍に伸びてしまったために、正常に便意を伝達することが出来なくなっていたのです。
不規則な生活習慣は、自律神経を乱して、交感神経を働かせ過ぎることで、カラダが緊張し、血管が細くなって、腸の血行が悪くなると腸の働きが低下します。
腸の働きが低下すると腸のぜん動運動(ウンチを腸から肛門まで運ぶ動き)も鈍くなって、腸内にウンチがとどまってそこで菌が発生して炎症を起こします。それが原因となって神経細胞を変形させ、伸ばしてしまうようです。
この鈍感腸による便秘の解消方法は、下記の呼吸法(ワンツー呼吸法)だそうです。
① 5秒かけて、ゆっくりと鼻から息を吸い込みます。 ② その後、10秒かけて、口からゆっくりと吐きます。 ※ 【 ポイント 】唇をすぼめるようにして、ゆっくりと吐くこと。 1回5分間(20セット)を 朝昼晩の1日3回行う。 |
ねじれ腸や鈍感腸でなかったら、やるべきことは、先にも述べましたように、自分の腸に合った善玉菌を元気にして増やすということです。
善玉菌が作り出す乳酸の刺激によって、腸のぜん動運動が正常に働くことで、ウンチがスムーズに腸内を移動して肛門まで運ばれるようになると、自然な便意が伝達されて、程よい硬さのウンチがスッキリと排出されるという訳です。
善玉菌の作る乳酸は、腸内を弱酸性に保つので、酸性の嫌いな悪玉菌は増殖しにくくなり、悪玉菌の作る有害物質が減ります。そうなると有害物質によって腸の働きが低下したり、血液が汚されることが少なくなるので、腸への悪影響がなくなります。
いかに、自分の腸に合う善玉菌を摂り入れるかになってきますが、たくさんの種類の善玉菌(乳酸菌)を善玉菌の栄養分(エサ)になる食物繊維やオリゴ糖と一緒に、毎日手軽に摂ることが出来ると、これ程簡単なことは無いと言えます。
今まで、ヨーグルトなどの発酵食品で、善玉菌(乳酸菌)を摂っても数が少ないし、種類も1~2種類程度で、生きて腸まで届くことも少ないということで、きちんと効果を発揮するだけの善玉菌を摂れていなかったことが、便秘を改善できない原因だったという可能性が大きいと思われます。
16種類もの乳酸菌(善玉菌)が含まれていて、数もたくさん、しかも生きて腸まで届くように胃酸や熱に強い耐酸性のカプセルに入っていて、善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖も一緒に配合されているという、サプリがあったらどうでしょう。
16種類のうち、自分に合わない乳酸菌は、自分にあう乳酸菌のエサとなるだけなので、何の無駄にもなりません。常温で保管できて、1日1回飲むだけで効果的に善玉菌を増やすことが期待できます。
善玉菌は一度増やせば、良いというものではなく、毎日きちんと摂ることで、スムーズな排便が毎日続くのです。継続して善玉菌(乳酸菌)を摂ることが出来なければ、意味はありません。
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