便秘だと体重が増える(太る)? 快便だとダイエットできる(ヤセる)?

便秘だと出ないで腸に残っているウンチの重さが、体重にプラスされるということもありますが、問題は便秘で太りやすい体質になっていくということなんです。快便になって太りにくく、痩せやすい体質をめざしましょう。

便秘だと体重は?

便秘だと排便できずに腸に残っているウンチの重さが、体重にプラスされて重くなるのは、当然の事として想像できます。どれくらい違うのでしょうか? 食べた量と便秘を何日しているかにもよりますが、約1週間出なかった場合、平均すると約1~1.5kg程度プラスされることになります。

 

しかし、その分は出せば減る重さなので心配することは無いのですが、それよりも便秘が長期化することで、痩せにくく、太りやすい体質へと変わっていくことが、大きな問題だと言えます。

 

便秘になると太りやすくなる理由

では、どうして便秘になると太りやすくなるのでしょうか? 便秘は、ウンチを腸内で長い間、とどまらせている状態です。腸内の悪玉菌がウンチを腐らせて、有害物質を発生させます。

 

新陳代謝の低下による

便秘とは、腸の中で便を腐らせて、有害物質を作り出し、その有害物質を腸が吸収して、血液に混ぜて体中にばらまいている そんな状態なんです!有害物質が血液を汚すことで、血液の運ぶ酸素や栄養分が十分にカラダ全体の細胞に行き渡らなくなるので、エネルギーの消費が悪くなり(新陳代謝が低下して)、太りやすい体質になります。

 

デブ菌の増加による

便秘になって腸内に悪玉菌が増えると、腸内環境が悪化してしまいデブ菌が増えてしまうのです。デブ菌(ファーミキューテス)が多いと、通常は捨ててしまう部分も吸収して体内にため込むような働きをするので太ってしまいます。デブ菌は身体に必要ないものを吸収し、その場にため込んでしまうというとっても困った腸内細菌なんです。

 

快便になると太りにくくなる理由

便秘が改善されて、快便になるとどうして太りにくくなるのでしょうか? 

 

善玉菌が増えるため

善玉菌が増えて、善玉菌が作る乳酸の刺激が、腸のぜん動運動(ウンチを腸から肛門まで運ぶ動き)を活発にしたり、善玉菌が増えることで、悪玉菌が減るため、悪玉菌の作る有害物質が少なくなって、血液を汚さなくなることで新陳代謝も良くなり、脂質などをエネルギーとしてたくさん消費するようになり、脂肪として身体に蓄積しないようになるためです。

→ 善玉菌を増やして、ヤセやすい体質になるには、こちら

 

ヤセ菌が増えるため

腸内環境が改善されると腸内のヤセ菌も増えて活発になると、短鎖脂肪酸という物質を出して脂肪の吸収を抑えたり燃やしたりしてくれるので、ヤセ菌が多いと、逆にやせやすくなります。

→ ヤセ菌を増やすことをメインに、腸内環境を改善して便秘を解消するには、こちらを

 

 

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