不眠症ととっても関係のある物質 『セロトニン』の分泌活性化に乳酸菌が大きく関わっているのです。
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●乳酸菌はセロトニンの分泌を正常にして不眠症を改善
セロトニンの不足は、不眠の大きな原因と言えます。
セロトニンは目覚めから日中にかけて多く分泌される脳内物質ですが、日中にセロトニンの分泌が十分でないと体内時計が乱れたり、睡眠をうながしてくれる睡眠ホルモンメラトニンの分泌が上手くいかずに不眠症に陥ってしまいます。
このように睡眠と密接な関係のあるセロトニンの分泌の正常化と乳酸菌には、実は深いつながりがあるのです。そもそも、セロトニンは、幸せを感じるという脳内物質なのですが、私達のからだの中には全部で10mg程度しかない内の約90%は小腸の粘膜細胞の中に存在し、約8%が血小板の中で、脳の中には約2%程度しか存在しないのです。
いかにセロトニンと腸内環境に深い関係があるかがわかると思います。乳酸菌により腸内環境を整えることは、セロトニンの正常な分泌をうながし、不眠症の改善へとつながります。
●乳酸菌はストレスを軽減して不眠症を改善
ストレスは会社でも家庭でも日常生活の中でどこにでもあり、そのストレスにより眠りにつきにくくなったり、夜中に目覚めて眠れなくなったり、熟睡できなかったりと、さまさまな不眠症に陥りやすくなることからもストレスも不眠の大きな原因と言えます。
もともと生物は腸から進化が始まり、腸が脳の神経細胞を発達させ進化していると言われているくらいに、脳と腸は情報を相互にやり取りし、密接な関連をもっており「脳腸相関」と呼ばれています。
それだけ、腸と脳の関係が深いことからも、乳酸菌を摂取し腸内環境を改善することでストレスを軽減することがわかってきました。腸内環境が悪化すると自律神経が乱れてストレス耐性が弱くなってしまうのです。
乳酸菌により腸内環境を整えることで、セロトニンの分泌を正常化したり、ストレスを軽減することで眠症改善をすることが出来るのです。