健康面を考えて野菜中心の食生活に変えたところ、おならの硫黄臭がきつくなってタマゴの腐った様なニオイになる場合があります。
野菜の摂り方に問題があるんです。
オナラが臭くならないようにするには、ポイントがあります。
野菜の食べ過ぎでオナラが臭くなる理由
野菜をたくさん食べるようになって、野菜に含まれる『硫黄』の量が増えたため、『硫黄化合物』が大量に作られるようになり、オナラの硫黄臭がきつくなって臭くなってしまったのです。
実際、硫黄を含む野菜というのは、以下のように色々あります。
◆ネギ属 ◆アブラナ科 |
野菜をたくさん食べることで、食物繊維もたくさん摂ることになるのですが、この食物繊維によりガスの発生量が多くなります。
よりオナラも出やすくなって、大量に出ることになるとオナラの拡散も広がってしまうので困ったことになりますね。
腸内環境が悪くなっているのも原因
腸内環境が悪化していると、やはり悪玉菌が臭いニオイの元となる有害物質(インドールやスカトールなど)も発生させるので、このにおいも一緒になってより臭いニオイとなります。
元々腸内環境が悪い状態で、野菜をたくさん摂るようになると、確かに野菜は腸内環境を改善する効果があるのですが、どうしても野菜だけでは、効果が出るのに相当の時間がかかるので、硫黄を含む野菜が逆におならを増やして臭くするように悪い方向に働いてしまったからです。
オナラが出すぎるとか、臭すぎる場合は、まず、硫黄を含む野菜を摂ることを減らしてください。
野菜自体も食物繊維がガスを増やすので減らしたほうが良いです。
腸内環境を改善しながら摂りましょう
先に腸内環境を整えることから始めると良いです。
腸内が悪玉菌でいっぱいになっている場合は、腸内に善玉菌を増やす必要があります。
短期間で対策したいと思うなら直接、腸内に数多くの善玉菌を摂るのが一番効果的です。
数多くの善玉菌を摂るには、善玉菌の一種である乳酸菌を濃縮したサプリメントを使うのが有効です。
善玉菌を増やして腸内環境を整えておくと、腸の消化・吸収・排便といった働きがきちんと行われるようになるので、悪臭の元になる硫黄化合物や悪玉菌による有害物質の発生を抑えるようになります。
善玉菌(乳酸菌)というとヨーグルトをイメージしやすいですが、より多くの乳酸菌を効率よく確実に摂るには、やはり乳酸菌のサプリメントが良いです。 → ヨーグルトとサプリの比較は、こちらを参照ください。
腸内に乳酸菌が増えると腸内環境が正常になり、腸のぜん動運動の働きで毎朝スッキリできますし、おならの発生を抑えたり、ニオイも弱めてくれることを期待できるので、トイレの後のニオイとか気になる場合は、試してみるのもいいかも知れません。