悪玉菌が増えてしまって、腸内環境が乱れてきたら善玉菌を増やして、悪玉菌を退治しましょう。善玉菌を効果的に増やすには、外部から善玉菌を取り入れたり、すでに腸に住み着いている善玉菌に栄養分(エサ)を与えて元気にすることです!そのための食事をご紹介します。
善玉菌を増やす食事とは
善玉菌を増やす食事としては、
①善玉菌を多く含む食品を摂る ②善玉菌の栄養分(エサ)となる食品を摂る |
①善玉菌を多く含む食品を摂る
食事から善玉菌を摂取することが可能です。善玉菌の一つの種類に乳酸菌というものがあります。日本人は昔から和食を食べることで知らず知らずのうちに乳酸菌を摂っていたのです。醤油や味噌、ぬか漬け(漬物)には多くの植物性の乳酸菌が含まれています。最近は肉類が中心の欧米化した食事を多く摂るようになったので、日本古来から摂っていた植物性の乳酸菌は摂取が少なくなって来ました。
植物性の乳酸菌であれば、キムチやピクルス、なれ寿司などにも多く含まれているので意識してたくさん食べるようにすると善玉菌を増やすことができます。
また、動物性の乳酸菌には、ヨーグルトやナチュラルチーズといった乳製品があります。食事として外部から食べることで摂り入れた乳酸菌は、腸内に3日~7日程度しか住み着くことは出来ません。その後は、ウンチと一緒に体外に排出されてしまいます。なので、毎日続けて食べることで、常に乳酸菌を補給してあげることが大切です。
醤油 |
②善玉菌の栄養分(エサ)となる食品を摂る
外部から善玉菌(乳酸菌)を摂り入れることも重要ですが、現在、腸内に元々から住み着いている善玉菌を元気に増やして上げるということも大切な方法の一つです。それには、善玉菌の栄養分(エサ)となる食品を摂ることです。
善玉菌の栄養分(エサ)となる成分で代表的なものとしては、食物繊維とオリゴ糖です。食物繊維やオリゴ糖を多く含む食品にはどのようなものがあるのでしょうか。
【 食物繊維 】
食物繊維には、2種類あり水溶性食物繊維と不溶性食物繊維に分かれます。善玉菌の栄養分(エサ)として働くのが水溶性食物繊維の方です。
水溶性食物繊維を多く含んでいるのが、こんぶ、わかめ、こんにゃく、寒天、熟した果物(いちじく、イチゴなど)で、水溶性・不溶性をバランス良く含んでいるのが、ごぼう、納豆、オクラなどがあげられます。
【 オリゴ糖 】
オリゴ糖は胃や小腸では分解や吸収されることなく大腸まで到達します。大腸で善玉菌の栄養分(エサ)エサとなって善玉菌を増殖させて腸内環境を改善してくれます。しかも、オリゴ糖は、体内で消化・吸収されないので、気になるカロリーを心配する必要がありません。オリゴ糖を多く含む食品には、タマネギ、ゴボウ、白ネギ、トウモロコシ、アスパラガス、大豆、バナナなどがあります。
一番良いのは両方摂ること!
善玉菌を増やすのに効果的なのは、善玉菌を多く含む食品を摂ることと一緒に、善玉菌の栄養分(エサ)となる成分を多く含む食品を摂ることで、相乗効果が得られてより一層効果的に善玉菌を増やすことが出来ます。
善玉菌も食物繊維やオリゴ糖も一度にたくさん摂るのではなく、毎日きちんと継続して摂り続けることが、重要です。しかし、仕事がら食生活や生活習慣を変えるのは難しかったり、これらの食事をきちんと毎日食べることは容易ではない方も多いと思います。
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