風邪をこじらせないために、風邪薬を飲み続けていたら便秘をひどくしていたんです!風邪と便秘がこんなに関係していたなんて知らなかったんです。元気になるために早めに飲んでいた風邪薬が、実は免疫力を落としたり、便秘にしたりと悪い方向に進んでいたのですね。
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風邪薬をしばらく服用していたら便秘気味に
風邪薬の副作用として、便秘になりやすい成分が入っていることを知りませんでした。なので、ちょっと風邪気味かな?と思うと、ひどくならないためにも、割りとすぐに市販の総合感冒薬を飲んでいました。
さらに風邪薬を飲むと胃が荒れやすいと思って、胃薬を食前に飲んで風邪薬を食後に飲むという、便秘には最悪のパターンを続けていたのです。 → 胃薬で便秘になりやすい
風邪薬が便秘を引き起こしていたことに気が付かないでいたので、どうしてこんなにウンチが固くて出すのがつらいのかわからないで、風邪薬を飲み続けていた訳です。
どうして気が付かなかったのでしょうね。
便秘になったおかげで、腸内環境が悪化して腸内に悪玉菌が増えて善玉菌が減ると、免疫力が低下して外からの細菌やウィルスの侵入をしやすくしてしまい、風邪をひきやすくなったり、風邪を長引かせやすくしてしまうのです。
風邪がひどくならないように予防的な意味で風邪薬を頻繁に飲んでいたんですが、結局それが、風邪を引きやすい体質にしていたんですね。
腸内環境を整えて、腸をキレイにすることが出来るようになると、免疫力がアップしてしたので風邪薬や胃薬を飲む必要がなくなり、便秘になることもなく快便が戻ってきました。
しかし、風邪を引いてしまったら、風邪を治すことが先なので、まずは風邪薬をきちんと飲んで治しましょう。市販の風邪薬ではなく、病院に行って診察を受けた上で、風邪薬を処方してもらうのが一番です。
そうは言っても、病院まで行きたくない方の場合には、市販の風邪薬でも便秘になる成分のないものを選ぶと良いです。
市販の風邪薬に含まれる便秘の原因は?
市販の風邪薬に含まれている便秘の原因となる成分には、抗ヒスタミン剤や鎮咳薬があります。便秘になりやすい方は、これらの成分の入っていない風邪薬を選ぶと安心です。
【 抗ヒスタミン剤 】
アレルギー(くしゃみや鼻炎症状など)の原因となる体内物質であるヒスタミンの作用を抑えることで、咳、鼻水などのアレルギー症状を改善します。その反面、消化器管の働きを鈍らせるため、便秘になりやすくなります。
以下の成分が、便秘を引き起こす可能性があります。
・塩酸ジフェンヒドラミン ・塩酸ジフェニルピラリン ・フマル酸ケトチフェン ・フマル酸クレマスチン ・d-マレイン酸クロルフェニラミン ・dl-マレイン酸クロルフェニラミン ・マレイン酸カルビノキサミン ・メキタジン ・エピナスチン(アレジオン) ・フェキソフェナジン(アレグラ) など |
【 鎮咳薬 】
脳の咳中枢に作用することで咳を抑える作用があるのですが、腸の運動を抑制する働きもあるため、便秘症状を引き起こす可能性があります。
以下の成分が、便秘を引き起こす可能性があります。
《 麻薬性鎮咳成分 》 ・リン酸コデイン ・リン酸ジヒドロコデイン など
《 非麻薬性鎮咳成分 》 ・ノスカピン ・臭化水素酸デキストロメトルファン ・ヒベンズ酸チペピジン ・クエン酸チペピジン など |
風邪が治ったら
腸内環境が悪化しているので、早急に善玉菌を増やして腸内環境を整える必要があります。そして、腸内環境の整った状態を継続していくことで、免疫力の高い風邪を引きにくい体質にすることが可能になります。
効果的に善玉菌を増やしていくには、乳酸菌(善玉菌)を凝縮してすごくたくさん集めた乳酸菌サプリを活用するのが有効です。風邪薬と乳酸菌サプリは同時に服用しても問題ないので、風邪が治る前からでも乳酸菌サプリを摂る方が、短期間で善玉菌を増やして腸内環境を整えることが期待出来ます。
腸内環境が改善されることで、腸の働きが正常化してくると便通(便秘や下痢)の改善につながります。私は、かなり長い期間、市販の風邪薬を服用していて、その期間ずっと便秘で悩まされていましたが、自分に合う乳酸菌サプリに出会うことができて、短期間でスッキリすることが出来ました。