あなたの便秘は、腹筋が弱くなったのが原因?どうすれば良いの?

あなたの腹筋は、腸内に詰まったウンチをうまく肛門まで運べていますか? 腹筋の働きとしてはウンチを排便するための役割もあります。腹筋が弱いことが原因で、便秘になることがあるんです。

腹筋が原因の便秘とは?

色々な原因で便秘は起きるのですが、日本人に多いと言われる弛緩(しかん)性便秘は、腹筋の低下のためウンチを肛門まで押し出すことが出来ないために起きる便秘です。

 

弛緩性便秘は、便秘の中で最も多いタイプの便秘なんです。女性は男性に比べると腹筋量が少なく腹筋も弱いし、高齢者も加齢による腹筋の衰えから、女性高齢者に多い便秘になります。

 

腹筋が弱いためウンチをスムーズに腸から肛門まで運ぶことが出来ないで、大腸の中に長い時間ウンチが残っていると、必要以上に大腸が水分をウンチから吸収してしまい、固くてコロコロとしたウンチになりやすいです。

 

固くなって腸の中をうまく進まないので、息んで出そうとしてもなかなか出ないし、一気にスッキリでないのでコロコロと出てきても、まだ残っているような残便感が残ります。

 

若い女性に多い弛緩性便秘

腹筋の低下による弛緩性便秘は、若い10代~20代の女性にも多くなっています。その要因としては、運動不足もありますが、やはり過度なダイエットによって筋肉まで落ちてしまっているケースも多いようです。

 

ダイエットに励むあまり、極端な食事制限によって、作られるウンチの量が少なくなりすぎることで、ウンチを腸から肛門へ運ぶ腸のぜん動運動(ウンチを腸から肛門まで運ぶ動き)への刺激も与えにくくなるため、さらにひどい便秘になる可能性が高くなります。

 

腰に負担のかからない腹筋の方法とは

弛緩性便秘を改善するためにも、腹筋を強くする必要があります。腹筋を鍛える筋トレをすることで、腹部の血行も良くなり、胃腸の働きも改善されるという効果もあります。

 

便秘を解消するための腹筋運動は、激しく腹筋を鍛えるようなハードな運動をする必要はなくて、腰を痛めたりしない程度に軽く行う必要があります。

① 仰向けに寝て、膝を90度に曲げます。両手をおへそに当てます。

② ゆっくりと頭を起こして、おへそが見える位置まで来たら、おへそを見つめている姿勢を10秒間維持します。

③ ゆっくりと頭を戻して、①の姿勢に戻ります。

(①~③の運動を1日に10回程度行うことで、腹筋が徐々に強くなっていきます)

 

詳しい腹筋運動の説明動画は ↓ こちら

 

腹筋運動にプラスして行うこと

腹筋が弱いために弛緩性便秘でしばらく便秘に悩まされていた方は、既に腸内に悪玉菌が増えてしまい腸内環境が悪化した状態になっています。これでは、腹筋だけ強くなっても、なかなか便秘は改善されない場合が多いです。

 

腹筋運動をするのに加えて、悪化した腸内環境を善玉菌を増やすことで、改善する必要があります。規則正しいバランスの良い食事と適度な腹筋運動を継続することでも、腸内環境を改善していくことは可能です。

 

しかし、一度悪化してしまった腸内環境を食事と運動で改善するには、長い期間が必要となってしまいます。なので、短期間に手軽に腸内に善玉菌を増やすために、善玉菌の1種である乳酸菌を直接、摂取するという方法があります。

 

短期間で、腸内環境を改善したいと思われる方は、試してみると良いかも知れません。腸内環境を改善するヒントをまとめてみました。

 腸内環境を短期間で改善するには、こちら

 

 

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