手や足のしびれは、ビタミン不足から来る末梢神経障害の症状として起きる場合があります。あなたは、ビタミン不足になっていませんか?
目次
ビタミンB群の不足
欠乏することで神経症状を引き起こすビタミンとしては、ビタミンB1、B6、B12、ニコチン酸が挙げれれますが、これらは、ほとんどが偏食が原因です。
ビタミンB1の欠乏は、アルコール多飲のために、アルコールの代謝に使われてしまったり、ビタミンB12の欠乏は、胃切除などの術後にB12の吸収ができないために起こることもあります。
神経症状を引き起こすビタミン欠乏症には、以下のようなものがあります。ビタミンの種類別に症状を見て行きましょう。
ビタミンB1の欠乏
症 状
脚気(かっけ)や手足の先にしびれ(末梢神経障害)や脱力、むくみ、食欲不振、動悸等。
脳の障害ではウェルニッケ脳症がみられます。
ビタミンB2の欠乏
症 状
皮膚や粘膜に炎症(口角炎、口内炎、舌炎、皮膚炎、流涙)、髪のトラブルなど。
子供では、不足すると成長障害が起こります。
ビタミンB6の欠乏
症 状
けいれんや認知障害がみられます。
アレルギー症状(目、鼻、口、耳の周囲に湿疹)
神経系の異常。就寝時に足がつります。
ビタミンB12の欠乏
症 状
巨赤芽球性貧血(悪性貧血) のほかに末梢神経障害や脊髄(せきずい)障害、認知障害がみられます。
ニコチン酸(ナイアシン、ビタミンB3)の欠乏
症 状
意識障害、認知障害、固縮などがみられます。
ビタミンは、体内では合成されない!
ビタミンは体内では合成されないので、食べ物として摂取するか、腸内細菌によって腸でビタミンの合成をするしかありません。ビタミンが不足すると正常な生理機能、物質の代謝、成長、生命維持に障害を引き起こす場合があるので、不足するとすぐに摂取する必要があります。
ビタミンの場合、食べ物から直接吸収するより、腸内での腸内細菌(善玉菌)によるビタミンの合成の方が重要だとも言われています。
腸内細菌の内のビタミン類を合成する善玉菌の数が減って、有害物質を作り出す悪玉菌が増えると、ビタミン不足になるという事もあり得るのです。腸内環境を改善して、ビタミン不足のないカラダを作りましょう。善玉菌(乳酸菌)の摂取により、ビタミンの合成を活発化することができます。
善玉菌を増やしてみたら
私も以前、腸内の善玉菌が少なくなって腸内環境が悪化していた頃は、症状として便秘がちだったり、免疫力が落ちて風邪を引きやすかったり、花粉症などのアレルギー症状が悪化したり、手の先がしびれるような事がありました。
手がしびれるのは、怖い病気から起きているんじゃないかと心配でしたので、すぐに病院に行って検査をしてもらったりもしましたが、特に異常なしという結果でした。
ビタミンB群の不足ではないかと思い、善玉菌(乳酸菌)を効率良く摂ることを考えました。ヨーグルトは朝食のデザートとして毎日食べているのですが、あまり効果を感じていませんでした。
そこで、乳酸菌を濃縮したサプリメントだと、ヨーグルトの10倍~100倍以上の数の乳酸菌を1度に摂ることができるので、かなり期待が出来ると思い試してみました。
一気に善玉菌(乳酸菌)を増やすことが出来たのだと思います。しっかりビタミンCも摂ることで、体内でビタミンB群だ合成され、手先がしびれることもなくなりました。
それだけではありません、乳酸菌によって短期間で便秘も解消されたり、風邪も引きにくくなったり、花粉症の症状も軽くなったりと、今までの体の不調が和らいでいきました。
タイプ別の善玉菌サプリメント