子共の便秘は、どうして起こるの? 乳酸菌は効果があるのでしょうか?答えは、便秘に対しての効果は、あまり期待できない場合が多いです。が、しかし・・・。
小さいこどもの便秘の原因の多くは、大人のように腸内の悪玉菌が増えて、悪玉菌優勢の腸内環境の悪化したことが原因となる場合は少なく、基本的に子どもの場合、腸内は善玉菌が優勢であり、腸内環境の整っている場合が多いのです。ただし、これは2歳までの話です。
小さい子どもの場合の便秘の原因としては
① 外肛門括約筋の力が弱く、排便のサインを送るためのセンサーの機能がきちんと働いていないために便(うんち)が、スムーズに排出されない。
② 溜まった便(ウンチ)を外に出すために肛門まで運ぶ力(腹筋力)が足りないので、スムースに排出できない。
という場合がほとんどです。
したがって、このような場合には、乳酸菌やオリゴ糖などを与えても、あまり効果がない場合があることに注意しましょう。
ただし、善玉菌を活性化するので、免疫力がアップし、抵抗力が強くなるので、アトピー性皮膚炎やアレルギーへの対応ができるという意味では、効果が無いわけではありませんので、まったくの無駄ではありません。
2歳を過ぎたあたりからは
食習慣が原因でトラブルを抱え始めるのが2歳くらいからです。子どもも2歳を経過するあたりからは、乳酸菌やオリゴ糖も効果的に作用してくる場合が高くなります。
消化の働きが未熟な時期から始まるようなトラブルは、その時だけの一時的なものではなくて、その後も引きずってしまいます。最悪な場合は、成人してもデリケートなカラダを引きずることになってしまうのです。
少しても早い内から、トラブルを寄せ付けないカラダ作りをしておくことに、越したことはありませんよね。善玉菌(乳酸菌やビフィズス菌)や、その栄養分(エサ)となるオリゴ糖や、消化を助ける酵素まで一緒に摂ることが出来ると、これ程、お子さんの食習慣によるカラダのトラブル(便秘やグズグズ、アレルギー体質など)を予防・改善してくれるものはないと思います。
幼少期から便秘になって悪玉菌が増えると、悪玉菌はアレルギーの源となるので、この先ずっとアレルギー症状で悩まされることになる可能性がとても高くなります。
2歳以降のお子さんの便秘を出来るだけ早く改善するには、こちら
タイプ別の善玉菌サプリメント
|
|
|
|