ちょっと食べ過ぎてしまったら、急に便秘になったりしませんか？ 実は、食べ過ぎは便秘の原因のひとつなのです。
胃腸の弱い人であれば、ちょっとだけ食べ過ぎたとしても便秘になりやすいということを覚えておいてください。
●食べ過ぎが便秘になる理由
基本的に食べ過ぎると消化不良になって小腸で栄養分が十分に吸収されることなく大腸まで届くと、特に未消化のたんぱく質は悪玉菌の大好物のエサとなるので、悪玉菌が増殖して大腸内で便を腐敗させてしまいます。
腐敗した便からは、有害物質が発生してしまい、大腸はその有害物質を吸収してしまうことで、腸の機能が低下して便秘を引き起こしてしまいます。
さらに大腸が吸収した有害物質は、血液に取り込まれ全身に回ると、肌荒れや様々な体調不良の原因になってしまいます。
●焼き肉の食べ過ぎは、特に便秘になりやす！
焼き肉など、動物性の肉類や脂質は消化に時間がかかるため、食べ過ぎると消化が追いつかずに、消化不良となりやすい上に、タンパク質なので悪玉菌の栄養分（エサ）になってしまうのです。
ご飯などの炭水化物も消化しにくい食べ物で、便秘になりやすいので、焼き肉にご飯の組み合わせで食べ過ぎることは、さらに便秘になりやすい状態を作っていると言えます。
焼き肉を食べる時は、肉類は減らして、野菜をたくさん摂るようにすることで、便秘になりにくくできます。
●食べ過ぎても便秘になりにくくするには？
食べ過ぎると便秘になりやすいという人は、通常でも腸内に比較的多くの悪玉菌が存在していると考えられます。そして食べ過ぎることで、一気に悪玉菌が増えてしまうという状況だと思います。
年をとると、自然と善玉菌が減るので、それに伴って悪玉菌が増えたり、生活環境の変化、仕事環境の変化やストレスなどの影響で悪玉菌が増えてしまうということもあります。
このように年々歳をとるごとに何もしなくても便秘になりやすくなっているのです。
日頃から、善玉菌を摂るようにすれば良いのです。食べ過ぎたと思えば、いつもより多めに善玉菌を補給すれば、良いのです。
善玉菌を増やすことで、善玉菌の作り出す『乳酸』や『酢酸』が悪玉菌を死滅させたり、腸内を弱酸性にすることで、悪玉菌がすみにくく善玉菌がすみやすい環境になります。
したがって、生きて腸まで届くような強力な乳酸菌（善玉菌）を数多くとることが効果的です。
数多くの善玉菌を生きて腸まで届けるには、ヨーグルトなどでは難しいので、善玉菌を濃縮して生きて腸まで届く工夫のされたサプリメントを使わない手はありません。
保存や携帯に便利で、手軽に摂れる乳酸菌サプリであれば、焼き肉に行く日は、いつもより多めに飲んでおくことで、便秘の予防ができます。
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