玄米を食べたら、便秘になったなんて?!

便秘を解消するために玄米を食べだしたのに、便秘が治らないで悪化することもあります。玄米を摂るには、注意する点がいくつかあります。単純に玄米を食べれば良いというものではないのです!

玄米

目次

●玄米は消化不良をおこしやすい

玄米は、稲の一番外側の米のもみがらだけを取り除いたものなので、そこからさらに米を削って作る白米とは、比べ物にならないくらい多くの食物繊維を含んでいるのですが、とても硬いんです。

 

というのも、玄米の食物繊維は『不溶性食物繊維』と呼ばれる水に溶けないタイプの食物繊維なので、ひどい便秘で腸が弱っている状態で硬い不溶性食物繊維をよくかまないで大量に摂ってしまうと、消化不良になって、さらに便秘を悪化させることがあるんですよ。

●玄米を摂る上での注意点

玄米は、硬いものなので、以下の点に注意して摂らないと消化不良になります。

① 腸が弱っている状態では摂らないこと
② 玄米を炊く前の水のつけ置き時間を白米の時より、ずっと長めにつけること
③ 食べる時は、早食いすることなく、しっかり噛んで食べること
④ 水分は十分に摂ること

 

●水溶性食物繊維もバランスよく摂ること

食物繊維と言っても、性質の違う2種類の食物繊維があります。

水溶性食物繊維】・・・水に溶けてふくらみ、便そのものをやわらかくするのに役立つもの

 

不溶性食物繊維】・・・水に溶けず腸内の水分に押し流されながら、老廃物を掃除していくもの

 

この2つの食物繊維をバランスよく摂ることが大切です。

穀類・野菜類・きのこ類・大豆など、食物繊維として一般的によく食べる食材には、どうしても不溶性食物繊維が多く含まれています。なので、水溶性食物繊維が多い海藻類や果物類、こんにゃくなどを意識して摂るようにしましょう。

 

●腸の働きを回復させるのが先

私たちは、一般的に白米を毎日食べていますが、玄米のほうが栄養価(特に食物繊維)を多く含み、便秘にもなりにくいと言われていますが、腸が弱って働きが悪くなっている状態では、玄米を食べることは、よけいに便秘になってしまいます。

まずは、腸の働きを回復させることから始める必要があります。

 

腸が弱って働きが悪くなっている状態とは、腸内に悪玉菌が増えて善玉菌が減ったために、腸内環境が悪化してしまった状態であり、悪玉菌に占領された腸内環境をキレイに整えてあげる必要があるのです。善玉菌を取り込んで増やすのが一番です。

 

善玉菌の一種である、乳酸菌やビフィズス菌を摂るのが一番です。乳酸菌はヨーグルトでも摂れますが、ある程度の量をとるとカロリーが気になったりします。その点、乳酸菌を濃縮したサプリメントだと、カロリーも気にすることなく手軽に毎日、効率良く摂ることができます。

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乳酸菌革命は、強力なパワーで悪玉菌を撃退し、腸全体(小腸・大腸)を善玉菌で満たしてくれます。善玉菌が増えると悪玉菌が減るようになるので、善玉菌が優位な状態となり、善玉菌の作り出す乳酸は腸内を弱酸性にして悪玉菌のすみにくい環境を作り出すことで、益々、善玉菌の元気な整った腸内環境となります。

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