薬(医薬品)に頼ることなく、うつ病・自律神経失調症を治したいですよね。乳酸菌は便通や免疫力アップだけでなく、こころの病にも効果があるんです。乳酸菌(善玉菌)の働きによって腸内環境が整っていなければ、うつ病や自律神経失調症は、改善することがむずかしくなります。
自律神経失調やうつ病になる原因?
脳内の幸せホルモンと呼ばれる『セロトニン』が不足していることが原因で自律神経失調やうつ病が起きるとされています。
脳内にセロトニンが不足すると幸福を感じたり、心を落ち着かせたりすることが出来にくいため、精神的な安定を得にくいことで不安感が大きくなり、自律神経失調やうつ病を引き起こしてしまいます。
また、セロトニンが不足することで、不眠症やパニック障害、アルコール依存症、統合失調症、摂食障害などにもなりやすいと言われています。
→ ストレスから自律神経失調や鬱病(うつ病)になるんですよ。
自律神経失調やうつ病を治すには
現代医学においては、自律神経系の病気やうつ病の治療には、セロトニンを増やすことが不可欠です。薬(医薬品)を処方して飲むというやり方もあるのですが、薬を使わなくても食べ物を変えることで治療することが可能です。
セロトニンの原料となる『トリプトファン』を多く含む食品を摂ることで、脳へのセロトニンの量を増やすことができます。
たんぱく質を多く含む食物にトリプトファンは含まれており、動物性(肉や魚、卵やチーズなど)と植物性(大豆や豆類、穀類など)のタンパク質がありますが、植物性タンパク質のほうが脳内でのセロトニンの材料として利用されやすいと言われています。
腸内環境の良し悪しが決めて
まずセロトニンはトリプトファンを原料として腸内で作られます。そして、そのセロトニンのうち約2%の量は腸内細菌によって脳内へ送られ、残りのセロトニンは腸内に留まり、腸内の活動を手助けします。
しかし、腸内環境が悪玉菌が増えすぎて悪化していると、腸内で作られたセロトニンのほぼすべてを腸内環境を改善するために優先して使うために、脳内に十分送ることができずに、セロトニン不足の状態を引き起こしてしまいます。
つまり、いくらトリプトファンを多く含む食品を摂取したとしても、腸内環境が整っていなければ、脳内へ供給されないということになるのです。
腸内環境を改善するには乳酸菌(善玉菌)
腸内環境を整った状態にするには、腸内の悪玉菌を減らして善玉菌を増やしてあげる必要があります。それには直接、乳酸菌(善玉菌)を外部から摂るのが一番です。しかも、数多くの乳酸菌を手軽に毎日摂取して腸内環境をずっと整えておくには乳酸菌を濃縮したサプリメントがベストです。
乳酸菌(善玉菌)と言うと、ヨーグルトが良いようなイメージをお持ちの方が多いようですが、ヨーグルトの味を味わうならば、それも良いですが、乳酸菌を摂ることが目的ならば、確実にサプリメントが効果を期待できます。
外部から摂取した乳酸菌は腸内にすみつくことはできないので、こまめに毎日摂る必要がありますが、保存も簡単で手軽に毎日続けることができて、カロリーも気にすることがないとなれば、乳酸菌サプリメント以外に考えられません。
副作用を考えて、薬(医薬品)に頼らずに治療していくには、トリプトファンを多く含むタンパク質をしっかり食べることと、腸内環境を整えるための乳酸菌の摂取の両方が必須です。