有胞子性乳酸菌は、普通の乳酸菌に比べて忍耐力のある乳酸菌と言えます。
環境が悪くなっても胞子(硬い殻)を作って休眠できる乳酸菌なので、死滅することがありません。
このため、乾燥や熱や酸にも非常に強く、腸まで届くと胞子は発芽し活発に繁殖することが出来るという特徴があります。
目次
有胞子性乳酸菌とは?
有胞子性乳酸菌とは、外側に硬い胞子という殻をにおおわれた乳酸菌のことです。
有胞子性乳酸菌の特徴は、
① 生きて腸まで届く ② 悪玉菌を増やさない ③ 腸内に長くとどまる |
以上の3つです。この特徴により、一般の乳酸菌に比べ高い効果を発揮してくれます。
生きて腸まで届いて、乳酸を生成する能力も高く悪玉菌を撃退して、腸にとどまっている時間も長く、しっかりと働いてくれると言うのが有胞子性乳酸菌と言う訳です。
① 生きて腸まで届く
有胞子性乳酸菌というのは、「胞子」を形成するタイプの乳酸菌です。一般的な乳酸菌ですと胃酸や胆汁や熱などの悪環境により、ほとんどが死滅してしますのですが、有胞子性乳酸菌は、胞子の硬い殻で菌体を守っているため、熱や胃酸、乾燥にも強い乳酸菌です。
熱や酸素などに対する安定性が高いので、腸に届くまで胃酸で死滅することなく、胞子のまま(乾燥した環境では休眠状態)で腸まで届き、腸内の適度な水分と温度により発芽し増えていきます。
つまり有胞子性乳酸菌は、生きて腸まで届いて働いてくれます。
② 悪玉菌を増やさない
有胞子性乳酸菌は、乳酸を作り出す力も強く、糖を発酵し乳酸などの有機酸をたくさん生成します。乳酸は、腸内のpHを弱酸性に保つことが出来ます。
悪玉菌は、酸性の環境が嫌いなので悪玉菌は増えていくことが出来ません。反対に、酸性の環境を好む善玉菌(乳酸菌)が増えていくことで、腸内環境が改善されます。
③ 腸内に長くとどまる
有胞子性乳酸菌は、生きて腸まで届いて腸内で体温と適度な水分によって「発芽」します。
腸内にとどまる力が強いので、増殖を繰り返して1週間くらい定着して働き、その後ウンチと一緒に排出されます。
一般の乳酸菌に比べて有胞子性乳酸菌は長く腸内に留まり、しっかりと効果を出してくれます。
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