夜中にお腹が張ることはありませんか?
昼間にオナラを我慢していると、夜中にお腹が張るのでガス腹になりやすくなります。
普段からオナラを我慢するくせのある人は、夜になると病気ではないですが、お腹が張って困る方が多いようです。
オナラは溜め込まないこと
オナラは、いつでも好きな時に出来る状態にはないのが通常です。
日中は、学校や仕事場でまわりには多くの人がいる環境になる場合が多く、おならを我慢しなければいけないことも多々あります。
その都度、トイレに行ってうまく出せば良いのですが、我慢したまんまでデスクワークを続けることも多いので、お腹で発生したガスは、出にくくなってしまってお腹にたまりやすくなっているのです。
そんな日中を過ごすと、必然的に夜になるとお腹が張り、ガス腹と呼ばれる状態になってしまうのです。
夜になるとお腹が張る頻度が高い場合には、日中オナラが出そうになったら、トイレでこまめに出す必要があります。
それでも、夜になるとお腹が張るようでしたら、食べる物や飲むもの、早食い、ストレスや運動不足などによってもオナラがたまりやすくなっているので、食生活や生活習慣を見直す必要があります。
できるだけオナラの音をさせないで、知らないうちに済ませることができると、良いですよね。
おならを発生させやすい食べ物
食べ物でガスを発生させやすいものに、食物繊維やタンパク質などがあります。
【 食物繊維 】
食物繊維は腸に良い食べ物と言われますが、水溶性食物繊維を多く含む芋や豆などの炭水化物は、善玉菌であるビフィズス菌などが分解し、二酸化炭素やメタンなどのガスを多く発生します。これらはさほど臭くないガスです。
ガスの発生が多くて困る場合は、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維のバランスを良くすることで、おならの発生も減らす事ができます。
不溶性と水溶性をバランス良く含んでいるサツマイモとゴボウを食べると良いです。
【 タンパク質 】
肉類などの動物性タンパク質は、悪玉菌のウエルシュ菌等が分解し、アンモニア、硫化水素、インドール、スカトール、揮発性アミン等の有害ガスを発生し、強烈な「ニオイ成分」なので、臭いオナラとなります。
肉類を食べる時は、分解するのを助けるビタミン類・ミネラル類(野菜など)を一緒に摂ると良いです。
オナラを我慢するとどうなる?
オナラを我慢してガスをたくさんお腹にためておくと、腸がそのガスを吸収してしまい、それが血液と混ざって全身を巡るようになります。
血液に混ざったオナラによって、カラダのあちこちに不調がでたり、肺を経由して口から出ると口臭がおならクサくなったり、皮膚から出てくると体臭としてオナラのにおいがするようになってしまいます。
寝ている間に出てしまったり・・・
そして、そのままガス腹を放ったらかしにしておくと、気が緩んだ時に無意識のうちにオナラを出てしまうことがあります。
気をゆるめた時に不意にオナラが出て困ったという経験をもつ女性も結構多いようです。
もしかしたら、寝ている間に寝屁をしているかも知れません。
寝ている間はどうしてもおならが出やすい状態ですし、我慢するという意識も働かないので、自然と出てしまいます。
一人で寝ている場合には問題ありませんが、他の人と同室で寝る場合は、やってしまった!ということが無いようにしたいものです。