便秘は放っておくと危険です。
便秘が色々な病気を引き起こす原因になる場合も多いのです。
便秘が原因で体の不調が起きているのかも知れませんよ。
目次
便が出にくいと感じて困っていますか?
便が何日出ないと便秘と呼ぶのでしょうか?
便秘とは、便が大腸に長時間滞留して、スムースに排便ができていない状態を言います。
一般的には、毎日排便があることが良いとされていますが、人によっては毎日ではなくても2~3日に1回の排便習慣の人もいます。
明確な便秘の定義はありませんが、排便が3~4日以上続けてない場合は、便秘と言って良いでしょう。
また、毎日排便があったとしても、排便時に強くいきまないと出ないことがあったり、排便後に残便感、閉塞感がみられる場合は、便秘と言えると思います。
便が何日出ないと危険なの
想像してください。お腹の中に食べたものが消化された残りのカスとはいえ、ずっと残っているとそのうち腐ってしまいます。
長い間、腐敗したウンチが腸の中にあると体に悪影響が出るのは当たり前のことです。
便秘が原因で死亡した人もいるくらいですので、甘く見ていると危険です。
一週間くらいは、出ないという女性も多くみられますが、二週間もため込むと体に何らかの異常が出はじめて来るので注意が必要です。
長く便を腸にためこんでしまうと、悪玉菌が便を腐らせて有害物質を発生させます。
その有害物質は、腸をマヒさせて働きを低下させるので、便が押し出されて肛門の方へ移動して行かなくなり便秘が長く続いてしまいます。
有害物質が体に摂り込まれると、免疫力(抵抗力)も低下してしまうので、病原菌や細菌が侵入しやすくなり、病気にもかかりやすくなります。
いつものことだからと言って放っておかないで、二週間も出なかったら危険信号だと思って下さい。
痛みがなければ、何日も出なくても大丈夫と思っていませんか?
便秘で何日も便がでなくても、お腹が痛くならなければ大丈夫だと思っていませんか?
腸内環境が悪化して悪玉菌が増えると、免疫機能が低下してしまい、細菌やウィルス、ガン細胞などの異物を見つける働きが弱まり、様々な病気にかかりやすくなってしまいます。
風邪やインフルエンザなどであればまだ軽度なんですが、日本人の死因のトップであるガン(悪性新生物)にもかかりやすくなってしまいます。
と言うのも、ガン細胞は細胞中の遺伝子が何らかの原因で突然変異を起こすことで発生しますが、私たちの体内では、毎日、たくさんのガン細胞が発生していますが、免疫機能によりがん細胞を撃退しています。
ガン細胞を退治する免疫機能が低下してれば当然、撃退できないガン細胞が増えて取り返しのつかないことになっちゃいますよね。
強くいきむ(力む)と危険!
長く腸の中に便がたまっていると、大腸は必要以上にウンチから水分を吸収してしまうことになります。
水分の少ない便は硬くなっているので、腸の中を進みにくくなかなか肛門までたどり着きません。
便の先が太く硬くなってしまうと肛門から出すのも大変です。
なかなか出ないので、長い時間、いきむ(踏ん張る)ことになり、硬い便が無理やり肛門を通過する時に肛門に傷を付けて痔になりやすいので、注意が必要です。
便秘を安全に治すには!
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