宿便・滞留便は、サプリメントを使って出すのが、安全に解消する一番の方法です。
宿便に効果の期待できるサプリメントを試してみました。
宿便って本当に存在するの?
宿便というのは、どんなものだと思いますか?
一説によると、腸壁に黒くこびりついた便の塊などと言われたりもしていますが、本当の正体はどのようなものでしょうか。
小腸の粘膜には、腸絨毛(ちょうじゅうもう)という無数の突起があり、ヒダ構造になっています。
しかし、腸の粘膜は約24時間程度で新しい細胞に生まれ変わるので、死んで剥がれてしまった粘膜細胞は便として排出されます。
また、大腸で便が作られるのですが、大腸には小腸の様なヒダ構造は無く、多少、くびれのようなものがありますが、大腸の蠕動(ぜんどう)運動により、くびれが膨らんだり、縮んだりするので、便がこびりつくということはありません。
さらに大腸では、大腸壁を守るために粘液が常に分泌されているので、便がこびりつくということは起きません。
したがって、宿便というものが腸壁に長期間こびりついているということはありません。宿便というのは、便秘のために長い間、腸で滞留している滞留便ということが出来ます。
便の滞留(宿便)の理由
宿便と呼ばれて腸の中でウンチが滞留してしまう原因は、腸の機能が低下している状態だと言えます。
腸内環境が悪化して、腸のぜん動運動(ウンチを腸から肛門まで運ぶ動き)が起きないため、ウンチをスムーズに腸から肛門に移動させることができないで、滞留していると考えられます。
ウンチが腸内で滞留すると、腸内環境が悪化して勢力を持った悪玉菌は、ウンチを腐敗させ有害物質を発生させます。
発生した有害物質は、腸で吸収されて、血液に入って全身をめぐり、さまざまな病気を引き起こします。
つまり、腸内環境の悪化は、便通異常(便秘や下痢)を起こしたり、悪玉菌は身体全体の免疫力を低下させ、風邪やインフルエンザにかかりやすくなったり、アレルギー(アトピーや花粉症など)症状など、様々な不調をひきおこしてしまいます。
これらは、不規則な生活習慣、偏った食生活、ストレス、不安、加齢などから腸内の善玉菌はどんどん減り、善玉菌が減った分だけ悪玉菌が増えていって、悪玉菌が優勢の環境になっていると考えられます。
滞留した宿便をスッキリだすには・・・
滞留した宿便をスッキリ出すには、腸内環境を改善すること、つまり、腸内の悪玉菌を減らして、善玉菌を増やして元気にすることで、腸の機能を回復することです。
善玉菌が増えると、善玉菌の作り出す『乳酸』により、腸内が弱酸性に保たれ、その刺激が腸のぜん動運動を活発にして便通を良くします。
すると、便を溜め込まない様になり宿便は無くなります。悪玉菌による宿便の腐敗も無くなることで、有害物質も作り出されなくなるため、血液がキレイになって肝臓や免疫組織の働きが活性化されるので、免疫力のアップした健康なカラダを作ることになり、不調を無くすことにつながります。
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