睡眠障害が原因で便秘になってしまうことは、以前書きました。しかし逆に、便秘が原因で睡眠障害になってしまうケースもあることはご存知でしょうか。
便秘と睡眠障害には密接な関係があるのです。
目次
腸内環境が悪いと、睡眠の質も悪くなる?
腸内環境と睡眠はあまり関係がないように思われますが、実は双方に大きく関係しています。
便秘で詰まった腸が、リンパ菅や血管を圧迫して自律神経を乱してしまったり、お腹の張りが強いストレスとなってしまうなど、腸内環境の不調から精神的な不眠症に陥ることは少なくありません。
食べたものを排泄する際の腸のぜん動運動は、睡眠のリズムと同調していることが明らかになっているのです。
便秘による睡眠障害でよくある症状
・入眠障害 夜、布団に入っても30分以上眠れない ・早朝覚醒 早朝に目が覚めてしまい眠れない ・中途覚醒 睡眠中にお腹が痛くて目が覚める ・熟眠障害 睡眠時間は十分なのに寝た気がしない |
腸内環境を整えると、睡眠の質が良くなる?
腸内細菌を含む微生物は、体の周りを細胞壁と呼ばれる壁で覆っています。この細胞壁の成分の一つである『ムラミルペプチド』が睡眠に誘導してくれる物質です。このムラミルペプチドは、細菌に感染した時、発熱と睡眠によって体を休息に向かわせて回復に努める働きを誘発します。
しかし、腸内細菌の細胞壁中のムラミルペプチドは、正常な腸のぜん動運動や、交感神経・副交感神経の良好なバランスによって睡眠誘導の効果を発揮してくれるのです。
腸内環境を整えることで自然な眠りが訪れるようになり、睡眠の質も良くなるのです。
腸内環境を整えて睡眠障害を解消しよう!
人間は『食事』をして、数時間かけて『消化』して、『排便』するというリズムを持っています。このリズムに合わせて食事、排便、睡眠ができれば、便秘に悩むことも少なくなるはずです。
可能ならば、起床・食事・就寝の時間を固定することが理想なのですが、難しい場合は睡眠時間と食事と食事の間隔を一定にするだけでも、効果は期待できると言われています。
腸には多数の自律神経が集中しています。腸内環境のバランスを整えることは、自律神経のバランスを整え、結局は質の良い睡眠を維持することにもつながるのです。
乳酸菌サプリで、便秘も睡眠障害も解消!
善玉菌を増やすことで、腸内環境を整えると、腸のぜん動運動(便を腸から肛門へ運ぶ動き)も活発に働くようになります。
効率的に善玉菌を増やすと、不思議なくらい簡単に便秘が解消されるようになります。
実際、私自身が、野菜中心で食物繊維や水分も規則正しく十分に摂り、運動も欠かさずやり、朝はヨーグルトも食べていましたが、長年、便秘に悩まされていました。
ところが、乳酸菌を濃縮しているサプリメントを飲むようになってから、数日で快便生活になりました。
私が試したのは、生きて腸に届くタイプのサプリメントで、善玉菌の種類も16種類と多く、1回に1000億個も入っていたので、短期間で効果があったと思われます。
便秘が解消できれば、おのずと睡眠障害も解消できるようになりますので、乳酸菌サプリを毎日続けて、便秘解消を始めてみませんか?
タイプ別の善玉菌サプリメント
|
|
|
|