弁のキレが悪いというか便(ウンチ)の切れが悪くて、拭いても拭いてもキレイにならなくて困っていませんか
便(ウンチ)が完成していないうちに、未完成のままのウンチが出てしまっている場合がほとんどのようです。
目次
べったりウンチは、食物繊維が不足?
しっかりとした便を作るための材料(食物繊維)が不足していて未完成のウンチになって切れが悪いというケースも多いのです。
特に日本人女性の場合は、食物繊維がとても不足していることも大きく影響しています。
未完成の軟便状態で、出ないようにするにはどうしたら良いかを調べてみました。すっきり出せると良いですよね!
便切れが悪くて困ること
便のキレが悪いと、ウンチがまだ残っていると感じる残便感があるのはモチロンですよね。
そして、拭いても拭いてもトイレットペーパーに便が付いてしまって、しまいにはお尻がかゆくなったり、痛くなったりして困ることはありませんか?
ウォシュレット付きのトイレであれば、しっかり肛門を洗浄することで、なんとかなりますが、ウォシュレット無しの場合は、拭ききれずに最悪パンツにくっつくなんて可能性もあります。
当然、便は、便器にくっつきやすく、水で流してもなかなか流れきらないことも多く、トイレ掃除をする必要まで出てきます。
未完成(軟便)の原因は?
便の切れが悪い理由は、肛門の異常(形状や括約筋のおとろえ)、内蔵の病気(消化器系へのポリープや腫瘍、肝臓などの疾患便)のようなすぐに病院で診察の必要があるもの以外では、便がまだ完成していないうちに出てしまうのでキレが悪くなるのが、ほとんどのようです。
しっかりとして程よい固さで、つやつやのバナナやソーセージ状の便にならない原因としては、
① 飲食の乱れ ② しっかりとした便を作るための材料が不足している ③ ストレスによるもの ④ 腸の動きが悪い(腸内環境の悪化) |
ということが考えられます。
① 飲食の乱れ
暴飲暴食、アルコール類の過剰摂取、食べ過ぎ、食べる物が偏ることでの栄養不足・消化不良、サプリの摂り過ぎなどは、腸を刺激することになり軟便になってしまいます。
規則正しい、バランスのとれた食事をすることで改善されます。
② しっかりとした便を作るための材料が不足
しっかりとした硬さの便を作るには、その材料として十分な食物繊維が必要なのですが、現代の日本人には食物繊維が不足しています。
食物繊維の1日の必要量は、理想的には約30gと言われていますが、日本人女性の平均は10g程度であり、とても不足しています。
また、食物繊維は、善玉菌の栄養源(エサ)となったり、有害物質を一緒にからめて排出したり、腸のぜん動運動(うんちを腸から肛門まで運ぶ動き)を活発にしたりと、腸内環境を改善して整えるのにも効果があります。
したがって、しっかりした硬さで、便切れの良い排便を目指すのであれば、腸内環境を整え、食物繊維を摂取することが、必須となってきます。
③ ストレスによるもの
ストレスによるものとしては、過敏性腸症候群(IBS)という病気が原因となる場合もあります。
脳からのストレスは、そのまま腸の過敏状態を引き起こし、少しの刺激でも痛みや不快感を感じてくるようになると、それがストレスになってしまいます。
また、その状態が続くと今度は脳も過敏状態になり、ささいなこともストレスに感じるようになります。
脳と腸は密接な関係にあるだけに、脳の過敏状態 → 腸の過敏状態 → 脳の過敏状態 → 腸の過敏状態というように悪循環になって症状は悪化してしまうようです。
>> 過敏性腸症候群(IBS)については、こちらで説明しています。
④ 腸の動きが悪い
腸内環境の悪化(善玉菌と悪玉菌のバランが悪く、悪玉菌が優勢の状態)していると考えられ、腸のぜん動運動が正常でないことが考えられます。
うんちが腸を通過する時に、腸のぜん動運動が異常に活発になると、うんちは早く腸を通過しすぎるため、腸で余分な水分を吸収しきれずに軟便となってしまったり、反対にぜん動運動が不活発で通過が遅いと、必要以上に腸に水分を吸収されて硬い便になってしまいます。
また、うんちは腸を通過する時に大腸壁より腸粘液が分泌され、腸内を移動する時にうんちの表面をコーティングし便切れを良くしています。
しかし、腸内環境の悪化により、腸のぜん動運動があまり活発でなくなると、腸粘液の分泌は少なくなり、十分に腸粘液がウンチの表面にコーティングされないので、細く切れ切れしたベタベタ便になりやすく、トイレにつきやすく、取れにくい状態になってしまいます。
便切れを改善するには!
●便のキレが悪い |
でお悩みの方は、腸内環境が悪化していて悪玉菌が多く、善玉菌が少ない状態にあります。
増えた悪玉菌をそのままにしていると、悪玉菌の作り出す有害物質を善玉菌が排出しきれず腸に留まってしまうと、腸はそれらを吸収して血液に溶かして全身に行き渡らせることで肌荒れ、体臭、口臭などを引き起こしてしまいます。
さらには、免疫力の低下やアレルギー症状の増加、肌荒れ、血流が悪くなり新陳代謝の悪化、太りやすい体質、疲労の蓄積など、身体にとってよくないことが次々と起こりやすくなってきます。
対策をするなら、これらの症状の出る前にしておくことが大切です。
毎日、気持ち良い便通でスッキリと出すためには、善玉菌を増やして、悪玉菌を減らすことで腸内環境を改善していく必要があります。
体質改善することで便の質が変わります。
腸内環境を整えると解決!
毎日、乳酸菌を摂る習慣をつけて、腸内環境を改善することから始めてみてはいかがですか?
私も、ウンチの切れが悪くて、ウォシュレット付きのトイレならば、まだ何とかお尻をキレイに出来るのですが、ウォシュレットがないと、それはもう大変。
いい加減に拭くと、最悪パンツにくっつくから何回もお尻を拭くので、お尻が痛くなることもありました。
ベタベタウンチは、便器にもくっつくので、何度も水を流さないと取れません。これにも毎回悩まされました。
善玉菌(乳酸菌)を毎日摂るようになると、気持ち良いほど、ウンチがプリっと出るので、お尻が汚れません。
ウォシュレットもお尻を拭くのも短時間で、今ではすぐにトイレから出れるようになりました。
トイレの便器も汚れることなく、さっと洗い流すことも出来ています。私が試した乳酸菌の体験談をまとめました。
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