大便をすると便器につくため便器が汚れて困っています。
くっつきにくい、スルッと簡単に出るウンチにするにはどう対処すれば良いのか悩みますよね。
くっつきにくい便にするにはどうしたら良いかを紹介していきます。
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粘りのある便(粘着便)で困っていませんか?
大便・ウンチが便器にくっついて流れにくいと、何度も何度も水を流したりと大変です。
同様に、おしりにもウンチがくっつきやすいので、ウォシュレット付きのトイレじゃなかったら、おしりを拭くのも大変です。
どうにか出来ないものでしょうかね。
粘りのある便の原因を調べてみました。
目次
くっつきやすくなる原因は?
便がベトベトして便器につきやすくなるのは、以下の2つ場合が考えられます。
・便に脂肪分が多くなった ・腸から出る粘液が過剰 |
正常であれば、ウンチはスルッとしているので、便器にもくっつきにくい状態で出てきます。
便器にくっつきやすいウンチが出ているということは、どこかしら健康状態に異常があると考えられます。
うんちがあなたの健康状態を教えてくれています。
便の脂肪分が多くなるのも、粘液が過剰に出るのも、腸内に異常が発生している可能性が高いということです。
腸内環境を改善して、健康を目指しましょう。
便に脂肪分が多くなった
肉類の食事が多くありませんか?
通常、肉類を食べてもその脂肪分は、胃や小腸で消化・吸収されてしまうので、うんちに脂肪分がたくさん残るようなことはありません。
しかし、肉類ばかりを食べて動物性脂肪のとり過ぎや、深夜の暴飲暴食による消化不良になると、脂肪分は未消化のまま大腸まで運ばれ、脂肪分を多く含んだ、ねっとりした重い便が出やすくなります。
便に脂肪分が多く、繊維質が少ない時になりやすく、食物繊維が不足している場合がほとんどです。
脂肪分がうんちと混ざって、ベトベトした便器につきやすい便になります。
排便はあっても、まだ大便が残っているような感じで残便感があり、スッキリ出せない感じは、ありませんか?
その状態は、1種の便秘といえるかも知れません。
腸から出る粘液が過剰
大腸の粘膜から出る粘液が過剰に放出されると、便と混ざってベトベトとした便器につきやすい便(粘液便)になります。
粘液は、大腸や直腸の粘膜細胞から分泌されるタンパク質の一種で、ムチンと呼ばれるものです。
大腸から分泌される粘液は、便の表面をコーティングして滑りを良くする働きをしています。
なので、適量の腸粘液であれば、ウンチを大腸から肛門までスムーズに移動させるために必要なものなんです。
しかし、大腸内に何らかのトラブルが発生し大腸が傷つけられると、その傷口を修復しようとして粘液が過剰に分泌されます。
粘液便の色で判断
粘液が過剰に分泌されて粘液便となっている場合には、粘液便の色をチェックすることが重要です。
粘液便の色によって、どのようなトラブルが発生しているかが分かります。
粘液の色が透明や、白い場合
茶色もしくは黒茶色の便に透明や白い粘液が混ざってベトついた感じではありませんか?
粘液の色が透明や白色の場合は、粘液自体の色なので、大腸内の傷を保護するために分泌が増えていると考えられます。
暴飲暴食、食べ過ぎ、過剰なストレスなどにより、腸内環境が悪化しています。
また、粘液の色が透明であっても、粘液便が出続けたり、出たり出なかったりを繰り返したりする場合には、過敏性腸症候群である可能性もあります。
過敏性腸症候群は、主にストレスが原因となって発症しますが、病院で腸などの消化器官の検査を行っても、異常が見られない病気です。
過敏性腸症候群の中でも粘液分泌型という病気は、排便前後に下腹部に痛みが起きて、大量の粘液が出てきます。
過敏性腸症候群の場合も、腸内環境が悪化していることで精神を安定させるホルモンの分泌が少なくなり、ストレスに対して弱くなっているのです。
粘液の色がピンクの場合
粘液の色がピンク色の場合は、大腸の中でも肛門に一番近い部分の直腸が傷ついて少しの量の出血があり、粘液と混ざってピンク色になっているケースが多いです。
原因としては、便秘で固くなったウンチが直腸を通過して排出される時に、直腸を傷つけていると考えられます。普段から便秘ぎみな方は、腸内環境が悪化して悪玉菌が増えています。
粘液の色が赤い場合
粘液の色が赤色の場合は、かなり多くの血液が混じって赤くなったと考えられます。血液の混ざった粘液便を粘血便とも呼びます。
大腸の粘膜の炎症により、出血している可能性が高いです。潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)という難病にも指定されている病気の可能性もあるので、長く粘血便が続くようであれば、お医者さんに行きましょう。
潰瘍性大腸炎であれば、初期の治療が重要です。とにかく早めに、病院へ行きましょう。
トイレの便器に付きにくい便に改善するには(対策)
トイレの便器にくっつきにくい便になると、便が便器にくっつかないばかりか、おしりも汚れにくいので拭く回数が減ります。
それよりも不健康のためにくっつきやすい便になっているので、改善して健康を維持することが重要です。
便に脂肪分が多くなった場合の改善策
肉類中心の食事で、油っこいものばかりを食べていたり、食べ過ぎてしまったり、暴飲暴食をすることが多いと、小腸で消化・吸収されるはずの脂肪分は、小腸の働きが追いつかずに、未消化のまま大腸まで送られ便と混ざって出てしまいます。
未消化のままの脂肪分は、大腸で悪玉菌のエサととなって、悪玉菌が増えてしまい腸内環境を悪化させることにもつながります。
それには、食事の内容を見直して、野菜中心の和食を出来るだけ食べたり、肉類を食べる時も野菜と一緒に摂り、食べすぎないようにしたり、食物繊維を意識して摂るようにするなど、食生活を変えることで大きく改善されます。
悪玉菌の大好物となる肉に含まれるたんぱく質や脂肪、コレステロールの摂取をひかえると共に、善玉菌を増やすことで、腸内環境を整える必要があります。
→ 善玉菌を増やして、腸内環境を改善する方法の詳細は、こちら
腸から出る粘液が過剰になる場合の改善策
大腸の粘膜細胞から分泌される粘液は、大腸で作られたウンチをスムーズに肛門まで移動させて排出するための潤滑油の役割をしていて、うんちの表面にコーティングをしています。なので粘液は必要なものです。
しかし、粘液が過剰に分泌されるとベトベトしてトイレの便器につきやすくなったり、おしりを拭くのにも大変になります。
それは、健康状態に異常があることを示しているので、改善して不健康状態から健康にしていかなければなりません。
粘液便の場合は、便の色によって改善策が変わってきますが、透明や白色、ピンク色の場合であれば、腸内環境の悪化で悪玉菌が作り出す有害物質(硫化水素など)が、大腸内の粘膜細胞にダメージを与えています。
大腸の粘膜細胞がダメージを受けることで、粘液の分泌が増加してしまうので、粘液便となっているのです。これも腸内環境の改善が必要です。
→ 善玉菌を増やして、腸内環境を改善する方法の詳細は、こちら
ただし、粘液便が赤色の場合は、大腸の炎症で難病の可能性もあるので、すぐに病院で診察してもらうことです。
腸内環境を改善することがポイント
便器にくっつきやすい便になるのは、便に脂肪分が多い場合や、粘液が過剰分泌の場合がありますが、その両方ともに腸内環境が大きく関係していることがわかったと思います。
腸内環境が悪化していると、大腸で作られる便が、どうしてもベタベタしてくっつきやすいウンチになってしまいます。
そのウンチは、便器にくっつきやすいばかりでなく、ニオイもキツく、肛門を拭いても拭いても、なかなかキレイにならないという状態ではありませんか?
最悪パンツにもくっついたりしませんか? くっつきにくい便に変えたいと思いませんか?
腸内環境が悪化していると、腸内に悪玉菌が増えて善玉菌が少なくなってしまっています。
悪玉菌は、有害物質を作り出すので、その有害物質が体内に蓄積されると、様々な不調が出るようになります。
以下のような不調がありませんか?
・便通の異常で、便秘や下痢、ベトベトのウンチなど |
善玉菌を増やして腸内環境を改善することで、くっつきにくい便切れの良い状態になること以外にも、上記の様な不調も改善することが可能になります。
善玉菌を増やして腸内環境を改善することで、ネバネバうんちがスッキリうんちになりました。
まとめ
・ウンチが便器にくっつきやすくなるのは、脂肪分が増えるか、粘液が過剰分泌による ・どちらも腸内環境が悪化してる可能性が高い ・腸内環境を改善すると、様々な不調も改善される ・腸内環境を改善するために、食べ物に注意する |
ウンチが便器にくっつきやすくなることで、腸内環境の異常を知らせています。
今はウォシュレットもあり、お尻をキレイに洗えるのでベトベトウンチでもあまり苦にならないと思う人も多いかも知れませんが、放っておくと、徐々に体調不良になる可能性が高いです。
早いうちに腸内環境を改善して、毎日、スルッと出せる快便を目指しましょう。
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