便秘薬(下剤)に頼り切っている状態から、早くやめたいと思っているあなた。この機会にやめることにチャレンジしてみませんか?
今からでもまだ、遅くはありません!
便秘薬(下剤)をやめたいと思うことが大事
便が出なくて困ったら、すぐに便秘薬(下剤)で済ましていると、やめられなくなってしまいます。
麻薬と一緒です。
自分に合っている便秘薬だからといって、同じ便秘薬を事あるごとに飲んでいると、だんだん効果が薄くなり、摂取量が増えてしまうことになると、からだはボロボロになってしまいます。
今からでも遅くはありません!長く使っていればいるほど、時間はかかるかもしれませんが、やめたいと思った今がチャンスです。
すぐに下剤を全部やめてしまうことは、難しいですが、少しずつ下剤を使用する回数や量を減らしていくことから始めることが大切です。
からだへの悪影響
副作用のない下剤は無いということと、便秘薬(下剤)は、便秘の治療薬では無いので、便秘を治すことはできません。どうしても出ない時の強制排泄手段として存在するだけです。
◆下剤依存症◆
自分の体質に合う下剤が見つかると、ついつい下剤に頼りっぱなしになり、効果があるからといって同じ下剤を使い続けると慣れて効き目が悪くなり、今度は量を増やすことになって、からだの崩壊につながってしまいます。
◆便秘の悪化◆
自分の力で「便意」を起こせなくなることで、慢性便秘をさらに悪化させることになり、下剤をさらに手放せなくなってしまいます。
◆腸への負担◆
下剤により、強制的に便を排出させることで、腸に大きな負担がかかるので、腸の粘膜に傷がつきやすくなり、炎症を起こす可能性が高くなります。
◆下痢状態になりやすい◆
下剤による下痢の症状も慢性化していきます。下痢が頻繁に起こると、便の固さの調整もできなくなってきます。下痢状態になると、便と一緒に悪玉菌も善玉菌も排泄されます。
◆大腸機能低下◆
強い副作用が出るのは「刺激性下剤」の中でも、市販薬の75%程度を占める「アントラキノン系下剤」です。アントラキノン系下剤を長期に使用すると、大腸が黒ずみ、細胞の硬化により大腸壁が伸びきったゴムのように固くなります。
これは、「大腸メラノーシス」と呼ばれる副作用の一つで、黒ずんだ患部は、大腸としての機能を全体的に低下させてしてしまいます。大腸ガンを発症するリスクを高めるので非常に危険です。
大腸がんは、日本女性の死因の第1位で、日本男性の第3位にランクされ、とっても腸内環境の悪化と関連性のある病気と言われています。
出典:「平成27年(2015)人口動態統計(確定数)の概況」(厚生労働省)
「下剤をやめたい!」って思ったときに、すべきこと
まず、すべきこととしては、食事療法として食物繊維をたくさん食べたり、水分を十分とったり、運動療法として、腹筋を鍛えたりして、規則正しい食事や生活習慣をすることで、正しく腸を活動させ、腸の役割の一つである排便を正常に行ない、便秘をしない健康な生活環境を作ることが出来ます。
私が、便秘解消のために日課としている、ちょっとした便秘に良いことを、朝起きてから寝るまでのいくつかの項目にまとめてみましたので、参考にしてください。
合わせて、腸内の善玉菌を増やすことで腸内環境を整え、排便をスムースにする腸のぜん動運動を促進することが、便秘薬(下剤)をやめるための近道と言えます。
急に便秘薬をやめることは、からだにとっては良いことではありませんので、少しずつ便秘薬(下剤)を少なくしていって、最終的に便秘薬に頼らないカラダにしていくことが大切です。
腸内環境を改善(善玉菌を増やす)するには、医薬品ではなく健康補助食品である乳酸菌サプリメントを使うことが、ポイントです。
毎日、乳酸菌を摂る習慣をつけて、腸内環境を改善することから始めてみてはいかがですか。
毎日とるのに適したサプリメントを実際に取り寄せて比較してみましたので、安全に便秘を解消したいとお悩みの方は、一度ご覧ください。
タイプ別の善玉菌サプリメント