
便(うんち)が硬いと排便するにも大変な労力と痛みを伴うものです!
便が硬くなってしまう原因を知ると、便秘を解消することが出来ますよ!
腸の働きを良くしてあげることで、あんなに硬かった便を、ほど良いやわらかさに変えることができますよ。その方法とは?
目次
便が硬いとかコロコロした形状で出てくる場合は、水分の摂取不足であったり、食物繊維のように便のカサを増やしてやわらかくするような食事が少ないことも原因の1つとしてあげることができますが、便の硬さを最終的に決めるのは、作られつつある便が、腸を通過するスピードです。
【腸を通過するスピードで便の固さが決まります!】
口から食べた食物は、胃の中ではドロドロのおかゆの状態ですが、十二指腸から小腸、大腸では多くの水分が吸収されていきます。
つまり腸でどれだけの水分が吸収されるかで、ウンチの固さが決まってくるのですが、吸収される水分の量は、大腸を通過する速度によって調節されるのです。
ウンチが腸を通過するのに腸の働きが悪くなっていると、うんちがなかなか肛門まで運ばれないので、大腸がウンチから水分を必要以上に吸収して、硬いうんちが出るのです。
硬い便にしないためには、腸のぜん動運動(うんちを腸から肛門まで運ぶ動き)を活発にして、スムーズに便を排出してあげる必要があります。
生活習慣の乱れ(食事の偏り、食べ過ぎ、飲み過ぎ、運動不足、睡眠不足、ストレスなど)や、無理なダイエットなどにより腸内環境が悪化して悪玉菌が増えてしまうと、悪玉菌の作る有害ガスによって腸の働きがマヒさせられて、腸のぜん動運動が弱くなっているのです。
そこで、腸内の善玉菌を増やして、悪玉菌を減らすように働きかける必要があります。
善玉菌が増えると、善玉菌はたくさんの『乳酸』を作り出だします。
腸内に乳酸が増えると悪玉菌が嫌う弱酸性になるので、腸内の悪玉菌を減らす効果があります。
そして乳酸は、腸のぜん動運動を刺激する働きがあるので、腸の動きが活発になります。
さらに嬉しいことに、善玉菌には、免疫細胞を活性化する働きがあるので、免疫力がアップします。
つまり善玉菌が増えることで免疫力を高めて、細菌やウィルス、がん細胞などを撃退することが可能になり、病気になりにくい健康な体を作ることができます。
便秘のままで長い間放っておくと、どんどんツライ思いをするだけですよ!
・切れ痔 ・口臭や体臭がうんちクサイ ・肌荒れ、風邪、アレルギーなど ・大腸がん など |
大腸がんは、日本女性の死因の第1位で、日本男性の第3位にランクされ、とっても腸内環境の悪化と関連性のある病気と言われています。
出典:「平成27年(2015)人口動態統計(確定数)の概況」(厚生労働省)
【切れ痔】
固い便を出し続けることで、肛門が裂けたりキズがついたりして、切れ痔に発展します。
【口臭・体臭がうんちクサイ】
便秘でうんちが長く腸の中にとどまっているので、悪玉菌がうんちを腐らせて有害ガスを発生させます。
このガスは、うんちやオナラとして出てくるとクサイ臭いを発生したり、腸に吸収されて血液に入って肺まで運ばれると、ニオイとなって口から出たり、皮膚から出たりして口臭や体臭の原因となります。
【肌荒れ・風邪・アレルギーなど】
さらには、便秘で悪玉菌が増えて腸内環境が悪化してしまうと、免疫力が低下して、色々な病気にかかりやすくなります。
私達の体は、毎日、外から入ってくるウィルスや細菌などの病気の元となるものを排除するように免疫細胞が戦っています。
免疫力が低下すると、風邪やインフルエンザにかかりやすくなったり、アレルギー症状がひどくなったり、疲れや肌荒れなど体の不調につながります。
【大腸がん】
一番恐ろしいのが、命にかかわる病気になることです。
細胞中の遺伝子が何らかの原因で突然変異を起こすことで発生するのがガン細胞ですが、私たちの体内では、毎日、たくさんのガン細胞が発生しています。
このがん細胞を発見して退治するのも免疫力によるものですが、免疫力低下状態にあると、このガン細胞を見逃してがんの発生頻度が高くなってしまいます。
早急に腸内環境を改善して、固い便をやわらかく出しやすい便に変え、便秘を解消することで免疫力を高めて、病気になりにくい健康な体作りをする必要があります。
毎日、硬い便に悩まされていた私は、何とか出ているので、まだましな方だと思っていました。
これは仕方のないことなので、そう簡単にはどうにもできないと思い込んでいました。
しかし、自分に合った乳酸菌を見つけることができたら、便秘が解消されるかも知れないということがわかってきました。
ある方法で腸内の善玉菌を増やした結果、数日で適度にやわらかい便をスルッと出すことが出来るようになりましたが、思いのほか簡単に便秘が解消されたのには驚きでした。
腸内に善玉菌(乳酸菌など)を増やすには色々な方法があります。
一番は、食事によってヨーグルトや漬物、キムチなどの乳酸菌を含む発酵食品を多く摂ることです。
しかし、発酵食品を食べるだけで摂れる乳酸菌(善玉菌)の数には限りがあるので、腸内に悪玉菌がとても多くなっていると、ちょっとぐらい乳酸菌を摂っても、乳酸菌の数が少な過ぎて、悪玉菌に対抗出来ません。
食事だけでは徐々には乳酸菌が増えていくのですが、足りないので腸内環境が改善されるまでに長い時間が掛かってしまいます。
食べたりして摂った乳酸菌は、腸の中にとどまることが出来なくて、3日~1週間で便と一緒に出てしまうため、毎日、多くの量の醗酵食品を食べる必要があります。
そんなにたくさんの量のヨーグルトや漬物、キムチなどを毎日食べ続けることは、不可能です。
ところが、乳酸菌だけを集めて濃縮したものが乳酸菌サプリメントとしてあります。
乳酸菌サプリを活用すると、普通の個食ヨーグルト(約100g)の100個分の乳酸菌の量を1回で簡単に摂ることが可能になります。
毎朝、少しのトイレの時間で、スッキリできるようになると、その日1日を気持ちよく始めることができると思いませんか?
そんな状況を想像してみてください。
乳酸菌サプリをうまく活用すると、毎日、スッキリすることが期待できます。
毎日、硬い便で悩んでいるのに、乳酸菌サプリを飲んだくらいでそんなに簡単にスッキリできるかと思う人も多いと思います。
実際に私自信がそうでした。
あれだけ毎日痛い思いを出していたのが、スルッと出るようになるのに、自分の腸に合った乳酸菌を摂れば良いだけだなんて思ってもいなかったからです。
この喜びは、試した人にしか味わうことは出来ません。
乳酸菌サプリは、薬ではないので副作用を心配する必要もありません。
私が実際に試した体験記をまとめていますので、参考になればと思います。
合わせて読みたい記事
同じカテゴリー「腸内環境改善のQ&A」の一覧
便秘だとオナラが臭くなるとよく聞くけれど、便秘じゃないのにおならが臭いのはどうして? 臭いオナラの元は、アンモニア・アミン・硫化水素・スカトール・インドールなどの成分です。 […]
さつまいもを食べると、おなら(屁)が出やすいと聞いたことはありませんか? さつまいもは、腸内フローラを改善して腸内を整え、便をスッキリ出す働きがあるようです。 さつまいもは、何で出来ている さつまいも […]
ニンニクは体に良いというイメージがありますが、殺菌力が強いので腸内フローラを傷めるのでは、という心配もあります。にんにくの殺菌力は、腸内フローラを悪化させてしまうのでしょうか? ニンニクの殺菌力 ニン […]
腸内に善玉菌を増やして、腸内フローラを改善するために食べておくと良い食べ物があります。どんな食材を食べておくと、腸内環境を整えて腸内フローラを良い状態にすることが出来るのでしょうか? 腸内フローラも生 […]
腸内に住んでいる細菌の状態を示す腸内フローラは、食物繊維を摂ることで改善されるのでしょうか? 体の健康や美容のためにも腸内フローラを良い状態で保つことは重要なんです。 食物繊維は、どんなもの? 腸内フ […]
人気記事ランキング
乳酸菌革命は一代目、二代目、三代目と進化をとげ、今回、四代目としてパワーアップしてきた商品で、何とリピート率 85.7% 販売実績 60万袋を誇る人気の乳酸気サプリメントなのです!
ガチガチに固くなった便(うんこ)が、肛門の出口あたりで詰まった状態で、うんこが出そうで出ないって感じの時、困りますよね。 うんこがたまっている感じが嫌で、硬い便を無理やり出そうとすると、 […]
残便感(残便意)は、恐ろしい病気が隠れている場合があります。原因を知って早くスッキリしましょう。 排便してもまだ何か肛門の奥に残っているような感じがするのが残便感(残うん感・残ぷん感)で […]
腹痛もないのに、1日に水のようなひどい水溶便のうんちが何回も出るようになりました。 水の様な下痢便(水様便・水便)のピー腹が続くようになってしまって困りました。 暴飲暴食を […]
何らかの病気やケガの治療に使用される優れた抗菌物質として、抗生物質(抗生剤)を処方されることがよくあります。 しかし、抗生物質を飲むと、その副作用として下痢をする人が多くいます。 目次 […]
最近、下痢や便秘を繰り返したりしていませんか? 『過敏性腸症候群』(IBS)にかかっている可能性があります。 病名をはっきりさせ、早めに治しましょう! 目次 過敏性腸症候群とは 過敏性腸症候群は、 […]
記事ランキング