運動不足と便秘は、どんな関係があるのでしょうか?
運動不足が、便秘の原因になってしまうんですよ。
その原因とは、排便時に必要とされる腹筋(腹直筋)が運動不足により筋力低下していると、便を腸から肛門へ押し出すことが、困難になるからです。
腸内の便を排出するのに、腸の運動を補助している筋肉が腹筋だからです。
目次
腸のぜん動運動が重要!
腸のぜん動運動とは、腸が膨らんだり縮んだりして、まるでイモ虫のように動くことで、腸に入ってきた食べ物を肛門まで運んで、便として排出する役割をしています。
このぜんどう運動を活発に動かすには、腸の回りにある筋肉が必要であり、その筋肉が腹筋です。
腹筋が弱くなると、どうしても腸をきちんと動かす事ができなくなり、便を肛門までスムースに運べなくなってきます。
そうすることで、自然と便が腸内にとどまる時間が長くなり、必要以上に大腸が便の水分を吸収して硬くなります。
腸に長く便が入っていると、悪玉菌が便を腐らせて有害物質を作り出してしまい、その有害物質が腸をマヒさせて腸の働きが低下することで、腸内環境が悪化させます。
便が硬くなり腸内を移動しにくくなるし、腸の運動がにぶくなることで便秘を引き起こしてしまいます。
継続できる運動をしましょう
便秘を解消することが目的で運動するならば、腹筋と背筋を刺激できる運動が効果的ですが、毎日続けられなければ意味がありません。
色々な運動がありますが、日常の行動から結び付けやすく、自分が毎日続けられる運動を選び、きたえる程にハードな運動ではなく、筋力を維持する程度と考えましょう。
特に女性は、男性と違い意識して腹筋をきたえるということが少ないので、男性に比べると腹筋が弱いので、運動不足による便秘になりやすいと言われます。
ちなみに私は、なるべくウォーキングをするように心がけました。
職場では、エレベーターは使わずに階段を使ったり、昼休みには職場の近くを歩いて回ったりと、手軽にできることをしています。
手軽に出来るドローイン(腹へっこまし運動)も併用する
いつでもどこでも手軽にできる運動で、腹筋に効果のあるドローインという方法があります。
お腹を凹ませるだけのことですが、お腹周りにある腹横筋や腹斜筋、腹直筋などの筋肉を使うため、お腹周りの筋肉を鍛える効果があります。
しかも、ドローインは、座っていても、立っていても、歩いていてもすることが可能ですので、パソコンに向かっている時や電車の中でもすぐにできます。
また、ウォーキングの最中にすれば、ウォーキングの効果が何と!40%もUPすることがわかっています。
ドローイングの方法とは
ドローイングは、お腹を凹ませる(へこませる)だけのことですが、やり方としてはポイントが2つ程あります。
◆ポイント1◆
まず、背筋をきちんと伸ばします。(背中の左右の肩甲骨を近づけるイメージで、軽く胸を張ります。)
◆ポイント2◆
次に、息を吐きながらお腹を大きく凹ませていき、お尻にチカラを込めていきます。この状態を15~30秒間維持します。
これだけです。これだけの動作なら、他の人に気づかれないで行うことも可能です。
デスクに座っている合間や、ちょっとした待ち時間にもできますし、歩く時に意識して行えば、効果もアップします。
私は、仕事の合間に首や肩を緊張をほぐすのと同時に行ったり、電車の待ち時間に立っている時や、お風呂につかっている時などにも実践しています。
歩く時は、もちろんドローイングを意識して、少し早足で歩くことで効果もアップするようです。
軽い運動と腸内をキレイにしておくこと
続けることができる軽い運動と共に重要なのが、腸内をキレイにしておくことです。
せっかく、運動不足を解消して腸のぜん動運動を補助する腹筋を維持しても、肝心の腸のぜん動運動を発生させないと意味がありません。
腸内環境が汚れていると、腸のぜん動運動も不活発になって便秘を解消することも出来ません。
運動不足の人は、何かと面倒くさがりの方が多いと思われます。
腸内環境を改善するにも、手軽に簡単に続けることのできる方法でないと出来ないのでは・・・。
効率的に善玉菌(乳酸菌)をシッカリ摂ることができる乳酸菌を濃縮したサプリメントを活用することが確実と考えられます。
手軽い運動と言っても続けにくいと感じる場合は、せめて善玉菌(乳酸菌)サプリを活用して運動不足を補って腸のぜん動運動を正常に働かせておくことが必要だと思います。
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