善玉菌(ビフィズス菌)が減る原因とは何ですか?

善玉菌ビフィズス菌)が減る原因(理由)とは、加齢よるものが一番にあげることができます。

 

次のグラフをみてもらうと一目瞭然なのですが、生まれたばかりの赤ちゃんは善玉菌(ビフィズス菌)が腸内のほとんどを占めます。

 

そして離乳期になると食べ物などから他の様々な細菌が入ってきて増え始めるので、既に1才ぐらいではビフィズス菌はピーク時の半分以下になってしまいます。

 

それからも歳をとるごとに年々減少していき成年期には、1/10程度まで減り、老年期には1/1000程度までにも減ってしまいます。

年齢とともに変化する善玉菌の量

加齢により腸などの消化器系の機能も衰えて低下してきます。

 

そうなると食べたものの消化に時間がかかるようになり、排出すべき便が腸の中に滞在している時間が長くなることで、腐敗が進み腸内の悪玉菌(ウォルシュ菌など)が増殖しやすい環境になってしまいます。

 

悪玉菌が増えて悪玉菌の棲みやすい環境になると、善玉菌にとっては増殖しにくい場所となり、善玉菌の領域が悪玉菌に取って代わられ善玉菌が減少してしまうことになります。

 

目次

加齢(老化)以外にも善玉菌を減らす原因があります。

偏食(動物性タンパク質の摂り過ぎ、食物繊維の不足)

肉類などの脂肪・タンパク質の摂取増えて、野菜や果物、海藻類などの摂取が少なくなると、食物繊維が不足しがちになります。

 

悪玉菌の好物は、動物性タンパク質や脂肪分の多い食品です。したがって、肉類の摂り過ぎは、悪玉菌を増やすことになり腸内環境を悪化させることになります。

 

また、野菜や果物に含まれる食物繊維やオリゴ糖は、善玉菌(ビフィズス菌)のエサとなるものなので、これらが不足すると善玉菌を増やして十分な働きをさせることが出来なくなります。

 

偏食は腸内の善玉菌を減らし、悪玉菌を増やす原因となってしまうのです。

 

運動不足(腹筋の衰退)

運動不足になると筋肉が落ちて腹筋も弱まることになり、腸のぜん動運動を助けていた腹筋もその機能を十分に働かせることが出来なくなります。

 

腹筋は、腸のぜん動運動において、便を腸から肛門まで移動させるのに必要な筋肉なのですが、腹筋が衰退することで、うまく便を排出できにくくなるため便が腸内に滞留して、腸内で便を腐敗させ悪玉菌を増やし、善玉菌を減らしてしまうことになります。

 

ストレス

 ストレスといえば、仕事における過労や精神的疲労、普段生活における心配事など以外にも肉体的な疲労、暑さ寒さ、ちょっとしたイライラなど色々な原因により発生します。

 

大きな精神的ストレスであったり、ちいさなストレスでも積もり積もってくると自律神経に影響をおよぼすようになってきます。

 

通常、私達は胃酸によって有害物質(細菌)が腸内に入り込まないように防いでくれるのですが、自律神経が正常に機能しないと胃酸の分泌が少なくなり、有害な細菌を繁殖させることで善玉菌が減ってしまうのです。

 

薬の服用

何らかの病気や怪我の治療に抗生物質を処方されることがよくありますが、抗生物質は大半が抗菌薬であり、服用すると全身に効果を与えてしまい、腸内細菌までも殺してしまいます。

 

抗生物質を服用すると、腸内細菌である善玉菌、悪玉菌の両方とも殺してしまい腸内のバランスが崩れ、腸内環境が悪化すると悪玉菌の棲みやすい環境になり、悪玉菌を増殖させ善玉菌を減少させることになってしまいます。

 

善玉菌が減るとどうなるの?

腸内の善玉菌と悪玉菌の関係は、善玉菌が増えると悪玉菌が減り、健康な状態になり、善玉菌が減ると悪玉菌が増え、からだに悪影響をおよぼすことになります。

 

腸内環境が悪玉菌の多い状態になると、腸の働きは低下し、腸のぜん動運動も不活発になるので、食べたもののカス(便)が長時間からだの中に滞留するので、増えた悪玉菌が腐敗させ有毒物質を発生させてしまいます。

 

有毒物質が腸の中に留まっていると、腸はそれらを吸収して全身に行き渡らせることで肌荒れ体臭口臭などを引き起こします。

 

また、便が腸内に滞留することで、腸が必要以上に水分を吸収して便を固くして、便をさらに排出しにくくし、便秘を引き起こすのです。

 

加齢による善玉菌の減少をどうすればよいか

年齢とともに減少する善玉菌を毎日継続して補えば良いのです!

では、どうやって?

 

外部から善玉菌を摂取すれば良いのですが、毎日手軽に摂れる方法でないと続けることが難しいです。

 

それには、善玉菌=乳酸菌を濃縮したサプリメントを活用するのが効率で確実に摂ることができます。

 

では、どのような乳酸菌サプリメントがよいのか?

 

乳酸菌は種類によって自分の腸と合うものと合わないものがあります。

 

自分の腸と相性の良い乳酸菌を見つけるには、乳酸菌の種類が数多く入ったものを選ぶのがポイントです。

 

私は、色々な種類の乳酸菌を16種類も集めて、濃縮して作った乳酸菌サプリで、乳酸菌の種類も数も多いものを見つけました。

 

16種類の乳酸菌が入っているので、相性の良い乳酸菌である確率が高いし、ヨーグルト10個分の乳酸菌の数が入っているので効果が期待できます。

 

実際に試してみたんですが簡単に乳酸菌を増やしてくれるので、手軽に腸内に善玉菌(乳酸菌)を増やすことが出来ました。

→ 私が試した乳酸菌サプリの詳細は、こちら

 

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